どうも、「なんちゃって木こり」のよし子です!
薪活で、重心の偏った木を倒すとき「ローププーラー」を使ってます。
まずロープを木の高いところにかけるんですが、それが一苦労!
というわけでスローラインの
- 投げ方
- 投げ位置
- 注意点
- おすすめ商品
について説明します!
スローラインとは?
手の届かない高いところにロープをとおす道具。
ウエイトの先に糸がむすんであり、狙い定めて投げるという原始的なもの。
かかった糸にロープを結んでたぐれば支点の完成ってわけ。
主に
樹上伐採
で使われるので木こりじゃない人はなじみ薄い商品ですね。
スローラインの投げ方
・ソフトボールのウインドミルばりのアンダースロー
・大きく振りかぶって投げる
いろいろありますが 大事なのは球速じゃなくコントロール
ウエイトを持って投げるだけじゃ、高い場所まで届きにくいのです。
そこで、初心者には “ダブルハンドトス”(振り子投法)という投げ方がオススメ!
1:48秒から
まあ簡単に言うと、
ウエイトをぶらぶらさせて遠心力をつける→タイミングよく「おりゃぁ」って投げる。
これ、両手だからコントロールしやすく、しかも振り子の原理で遠くまでとばせるんです。
ダブルハンドトスのラインの通し方と投げ方のコツ
動画で分かりにくかった人のために写真で説明します、
まずこのように持ちます、
ウエイトから30センチくらいのところを折り返してリングに通す。
垂らして完成、
- 利き手の方に折りかえしがあると、弾道をコントロールしやすい
- 垂らしの長さは太ももと同じくらい
- 目線は目標からはずさない
- 振り子運動を繰り返し、いきおいがついてから投げる
- からだは上下運動のみ (左右に動くと目線がブレる)
- リリースのとき膝のバネをつかう
ラインは絡まないように箱に入れておきましょう。
地べたに置くと枝などに絡んでうまく飛びません。
専用のスローキューブもあります
まあ絡まなければOKなので バケツや段ボールでも大丈夫です!
投げる位置はどこがいい?
高さ2、距離1が最高
でもこれは枝などが無い最高の条件での話。
ふつうはこんな感じで枝が張ったり幹が傾いたりしてるんですね
まあ障害物の無い木なんてほぼありません、そんな時は必ずしも投げやすい位置が見つかるとは限らないのです。
だから、いかなる状況でも投げれるよう、精進あるのみ!
ポイントの真下に入らないように
ウエイトが落下してきたときドスッっと音がするくらいの衝撃があります。
静かな山奥だと不気味なくらい響き渡ります。
また、枝が枯れていたり弱かったりすると、テンションをかけた時に折れることも、
木の下敷きになるなんて想像したくありませんよね。
なのでもし真下に入るときは離れた位置でテンションチェックを行ってからにしましょう。
ほかにも葉っぱや小枝がたくさん落ちてくるのでヘルメット&ゴーグルは必須!
あとは近くに民家や人がいないかもチェックしましょう!
安いウエイトはすぐに破れる!!
ウエイトって袋にオモリをいれてるだけだしどれも一緒じゃん
と思ってebayで安いウエイトを購入したんですね、
しかし、結果として「安物買いの銭失い」になってしまったのです。
なんと、一回投げただけで袋の縫い目が破れ破裂したのです。
中のおもりは鉛の玉、鉛は深刻な環境汚染をもたらす重金属、
飛び散った時にはあとの祭り、、
粒が小さすぎてどこに行ったのかすら分かりません( *´艸`)
幸いそんなにこぼれなかったのが救いで、重さも大丈夫そうだったので、
ださっ!!
なんともみすぼらしい見た目に、まさに「場当たり的対応」の真骨頂。
こうならないように、スローウエイトはちゃんとしたものを選びましょう!!
おススメスローライン&ウエイト
- ウエイトは8oz~14ozくらいが一般的
- ラインは専用のものを、
スローラインはロウが塗られており枝の間をすべりやすいようになってます、
メーカーは 「Arb pro」「Climing tecnology」「Stein 」「petzl」あたりを選んでおけば間違いないでしょう。
まとめ
いかがでしたか? スローラインが一発で決まればかっこいいですよね!
アタイは1発で決まることはまずありません、、、
こればっかしはセンスもあるような気が、、、
まだまだ伐採するチャンスはあるので上手くなってやりますよ!!
それではよい薪ストーブライフを!!
とある協会の認定者なんで突っ込ませてもらいます。
上から目線で申し訳ありません。
スローラインとスローウェイトはどう結ぶのか書いた方が良いです。
私が習った方法では、スローに失敗してもすぐほどいて結べるよう、二回玉止めを作った端っこを一結びします。
それから、ロープと結ぶ時にもどう結ぶのか書いた方が良いです。
私が習った方法では、巻き結び(とっくり結び、マストノット、インクノット、クローブヒッチともいう)を3回やります。
スローラインは絡まりやすいので、使う前に端から端まで引っ張ってよじれをなくしておいたほうがよいです。
周りに人がいる状況で投げるときは「スロー!」と声をかけ、「オッケー!」と返ってくるのを待ちます。スローウェイトを落とす時は「ヘッデイク(頭痛)!」と声をかけ、「オッケー!」と返ってくるのを待ちます。
スローウェイトは1つしか買わなかったのでしょうか。2つ用意しておくとよいです。
複数枝に掛ってしまった時に、2つめのスローウェイトをラインの途中に結んで、ラインの端を引っ張れば、枝と枝の間に2つめのスローラインが下りてきてうまくいきます。
ラインも2本あれば、1つのスローウェイトが木に引っ掛かって下りてこなくなったとき(「宿題」が発生したといいます。)に、もう1本をさらに上の枝に掛けてごにょごにょして救出することもできます。
そもそもミスショットしたときに横着してスローウェイトを無理矢理引っ張って回収しようとするから引っ掛かるのであり、無理せずなるべくスローウェイトをほどいて回収するようアドバイスがあるとよいと思います。
あとは、弓矢のようにピンと張って弾くと振動で引っ掛かったスローウェイトが落ちてきやすいとかの技もありますね。その時にピンと張りやすいよう、ラインをカラビナに巻き付けるとよいです。
ラインがいい枝に掛って、さあスローウェイトを下ろすぞって時に下の枝を巻き込んでしまうこともありますね。ローププーラーは問題ないのでしょうか? ツリークライミングでは問題ありなので、スローウェイトを下す時に振り子にして思い通りのルート取りをします。そのときにスローウェイトを大きく振らす技もあります。(これが結構難しい)
ラインを幹側に寄せたいときなんかは一回ラインからロープに掛け替えてロープの重みで係り位置をずらしたりする技もあります。
スローウェイトはたまにラインからほどけて落ち葉の中に埋もれることがあります。そんなとき見つけやすいのはピンク色です。色まで考慮すると、紹介しているリンクの中ではSTEINが最適です。私は青・緑系と緑・黄系を持っているのですが、どちらも見つけにくいです。
それではナイススローを目指して精進しましょう!!
専門的な意見ありがとうございます!
〈スローラインとスローウェイトはどう結ぶのか書いた方が良いです。〉
引っかかってもウエイトだけ救出できるようにするのですね! 引っかかって落ちてこない、、、っていう最悪の事態が防げるのですね! 後日付け加えておきます!
〈複数枝に掛ってしまった時に、2つめのスローウェイトをラインの途中に結んで、ラインの端を引っ張れば、枝と枝の間に2つめのスローラインが下りてきてうまくいきます。〉
これはやったことがありませんでした! 切ってる木がせいぜい直径15㎝程度なので枝を巻き込んだらまとめてローププーラーで引っ張てましたが、枯れ枝なんかを巻き込んでいたら折れたときに怖いなとおもいつつ、、、
精進してナイススロー目指します!