だからオイルも同じでいいのよね?
専用のオイルがあるからそれを使うべきニャ
その理由を説明するニャ
まず、前提として2サイクルオイルの分類は
バイク用→バイクに使用
チェーンソー用→チェーンソー・刈払い機・エンジンカッターに使用
としてお話します。
2サイクルオイルを使い分ける理由
まず初めに2サイクルオイルのグレードについて。
2サイクルオイルは性能によってランク分けされ、FBからFDまであり、FDに近いほど高性能になります。
良いオイルは
- 油膜が切れにくい
- 煙が少ない
- エンジン浄化作用が高い
- 価格アップ
中でもFDクラスは最高の性能を誇っています 。
では2サイクルエンジンのトラブルの主な原因はなんでしょう。
それは、 粗悪なオイルを使ってしまったことがほとんどなんですって!
そして厄介なのがエンジン内にカーボンがたまることニャ。
カーボンは不完全燃焼した時に発生し、エンジンの中にこびりつきます。
カーボンは熱を溜め込む特性があり、たくさん付着しているとエンジン内の冷却が追い付かず超高温になり最終的に焼き付くのです。
FD クラスはこのカーボンの付着をできる限り少なくするように、そして付着したカーボンを浄化する添加剤が含まれているのでエンジンが長持ちするんですね。
最近ではオイルの質が向上しているのか、ホームセンターでもFC以下は見かけなくなりました。
バイク用・チェンソー用どう違うのか?
おなじFDなのにどこがどう違うのよ!って話ですが、
- バイク用→排ガス浄化優先
- チェーンソー用→油膜保持優先
なんですね、
ほら、使い方を考えてみてください、バイクは町中を走り回るので環境性能重視。さらに速度制限があるので、高回転にはなるがチェーンソーほどではない。
対してチェーンソー・刈り払い機・エンジンカッターはフルスロットルで使用、つまり超高回転ベース。
両者、同じ2サイクルエンジンなのに使い方が全く違うわけです。だからオイルもそれぞれの特性に合うように作られてます。
例えば バイク用はオイルに添加物を加え排ガス浄化に特化してます。
しかし、この添加物ってのが曲者で、量が多いと油膜切れ元になるんですね。
エンジン内を綺麗にする→油も洗い落とすって感じなのかもしれません( ゚Д゚)
高回転になるほど油膜切れのリスクは高くなる、つまり焼き付く、だからチェーンソーには専用のオイルを使うべきなんですね!
反対にバイクにチェンソー用のオイルを使うと、排気ガスが問題になるかもよってことです。
まあ実際そこまで顕著には出ませんでしたが(原付バイクで実験済み)(笑)
バイクにおすすめの2サイクルオイル
オススメできるオイルをピックアップしましたよ!
↑ホームセンターで手に入るスタンダードなオイルです。迷ったらこれを選べば間違いなし!
原付バイクからレース用まで幅広く使えます!
↑メーカー純正なので安心感抜群、ホンダ専用というわけでなく幅広い車種に使用可能です。
我が家の薪運び君(ジャイロUP)もこれを入れてます! エンジンは超ごきげん!
↑オイル専門メーカーだけに高品質、価格もそれなりですが、「大切な愛車を末永くベストな状態に維持いしたい」
そんな方にお勧めのならハイクォリティなオイルです。
チェンソーにオススメの2サイクルオイル
ポイントは混合が簡単なこと、
3lの混合油を作る場合、 側面を押さえると 横の小さいタンクにオイルが流れます。
3lのところまでメモリを合わせ、混ぜるだけで25:1のオイルが完成!
手を汚さずにすむから便利!
↑もちろんスタンダードに混合缶を使ってもOK!
音?振動?におい?が違うのか プロの方はエンジンをかけただけでどんなオイルを使っているかわかるそうです!
XPオイルを使ったことはありませんが、 新しい世界が広がるかもしれませんね!
まとめ 2サイクルオイルは使い分けるべし!
最後に、ホームセンターの激安オイルはFDクラスであっても避けたほうが無難です。
ポイントは大手メーカー製を選んでおくことですね。
バイクもチェンソーも決して安くはありません。末永く使う為にも良いオイルは必須!とにかくケチらないことです!
それではっ!
スチールのHPも高性能ですよ♪
それにZOILを入れてハイオクで混合作るのが今では最上かな?
ガソリンはハイオクを使った方が良いですよ♪
ZOILはトリートメントなんで常用するのは贅沢かなぁ?
そこまで拘らなくても変に弄らなくて、クーリングを意識しながら使用してれば焼き付く事はそんなにないです@経験上
焼き付いても軽ければリング変えてホーニングすれば再使用できますし、ハスクバーナならアフターでピストンもシリンダーも入手出来ますし♪