よし子です。薪ストーブの着火って意外と難しいですよね。
アタイのような底辺薪ストーバーにとって「焚き付け」ほど苦悩するイベントはありません。
導入したての頃、それなりに木屑や焚き付け用の薪を作っては焚き付けに挑んでましたが、成功率は10回に3回くらい、、、涙。
一旦火がついて「もう大丈夫だろう」となるまでストーブ前から離れられず、結局1時間近く張り付けになっていることもありました。
アタイはきっと細胞レベルで焚き付けに向いてない人種なんだ、一生焚き付けに苦労し続けるしかないと思ってました。
そう、着火剤を使うまでは、、、
着火剤は私にとっての救世主、天からの救いの手です。
適当に薪を組んでも、着火剤を使えば100%成功するようになったのです。もうストーブの前に貼り付けになることもありませんし、その時間を他に回すことができるようになりました。
着火剤のとりこになってから様々な種類を試しました。
その結果分かったことは、、、
着火能力はどれも変わらない
底辺のアタイが言うので間違いなしです。
性能面は一緒。となると気になるのは値段ですよね!できるだけお買い得な着火剤をGETしたいものです。
なので今回、おすすめの着火剤を「1回の焚き付けにいくらかかるのか。」に的を当てながら紹介していこうと思います。
薪ストーブ専用の着火剤を選ぼう
と、その前に、BBQ用やキャンプ用などの着火剤がありますよね、値段も手ごろで思わず飛びつきたくなるんですが、これらは「屋外用」です。
薪ストーブに使用すると化学物質が鋳物を痛めたり、匂いが部屋に充満したりするので控えたほうが賢明です。「薪ストーブ用の着火剤」は屋内で使うことが前提で自然由来の素材を使用してます。人間にもストーブにも「やさしい」んですね。
FIRE UP ファイヤーアップ 100キューブバケット
ファイヤーサイド ドラゴン着火剤
一旦火をつけると龍のように燃えさかるのが名前の由来、?かは分かりませんが笑
薪ストーバー御用達のファイヤーサイド社の着火剤です。風船ガムのような見た目ですが噛んではいけません笑
1つ気になるのが素材がパラフィン「他」となっている点。
「他」ってなんでしょうね。まあストーブに悪いものは入ってないと思いますが。
24個入で1080円なので1個当たり45円です。
ファイヤーサイド ファイヤースターターB100
こちらは袋入りで中に半固形の白い着火剤が入っています。これを財布の中に入れて持ち歩くと勘違いされそうです。
この袋は燃やしても有害なガスが出ないので大丈夫。以前使ってたんですが個数がはっきりと思い出せません。およそ50個くらいだったと思います。なので50個とします。
50個で2100円なので1個当たり42円です。
ひまわりの会 着火剤
材料にこだわる方におすすめなのがこれ。国産杉のおがくずを100%使用し、あとはロウで固めているだけのシンプルさ。
「国産」という響きだけで安心感が違いますし、子供が間違って口に入れても大事になるうことはなさそうです。(もし口に入れた場合は飲み込んでいる可能性もあるので病院で受診したほうがいいでしょう)
見た目はベビースターラーメンの固まったやつ?みたいな感じ。
60個で1880円なので、1個当たり31円です。
ウェーバー着火剤100%天然素材点火キューブ
これも天然素材のみを使用している着火剤、環境への配慮がうかがえます。今後こういう着火剤を増やしていってほしいです。
48個入で790円なので、1個当たり16円ですが、少し火力が弱いので、1度に2個使うとして33円となります。
RUTLAND ルトランド ファイヤースターター
アタイが今使っているのがこれ、パラフィンが含まれていない着火剤です。
パラフィンとは石油の一種、自然界に存在するものなので悪くないんですが、使われてないに越したことはないのでチョイスしました。
24個入で650円なので、1個当たり27円です。
値段はFIRE UPには負けますが近所のホームセンターに売ってるのでつい買っちゃいます。
文化たきつけ
コスパ最強なのがこれ。1個当たり約7円!!
どこのホームセンターにも必ずと言っていいほども置いてるので入手経路も簡単。
原材料は木くずと石油系(厳密には灯油)なので、有毒ガス等の発生はありません。
ただ開封するとしみ込んだ灯油が徐々に揮発してゆき、若干の匂いを伴いますので密閉保管したほうがよさそうです。
まとめ:着火剤は身体に害のないもの・環境にやさしいものを選ぼう
いかがでしたか?人と薪ストーブにやさしい、そしてお財布にもやさしい着火剤達、他のサイトで紹介してない商品もあったかと思います。
個人的におすすめなのはひまわりの会着火剤。コスパ重視なら文化たきつけってとこです。
最近は針葉樹の皮を着火剤代わりに使い始めました!コレもなかなかいいです↓
最後に、アタイは着火剤を使うことは、恥ずかしいことではないと思ってます!
何度も失敗して炉内を煙で充満させるより、スムーズに焚き付けを成功させるほうが煙突にもやさしいですし。あ、決して着火剤なしで焚き付けできないから言ってるわけではありませんよ笑
焚き付けが苦手な方、、、
どんどん着火剤を使うべし!
それでは良いストーブライフを!
我が家の着火剤はチェンソーの切り屑に灯油を塗した物です(汗)
廃灯油の処分が終わりません(涙)w
コスパなら文化焚き付けかなぁ。。。。?
初めまして。着火剤もいろいろ種類がありますね。
自分は蓋の付いたバケツにカンナ屑を入れ上から灯油をふりかけ着火剤として使っております。枯れた杉の葉の上にそれを乗せ、燃えやすいものを乗せ、薪を乗せます。バーナーで火をつけ一気に燃え上がらせ、ストーブ庫内の温度を上げます。すぐに上昇気流が発生します。ストーブに対しては良くないかもしれませんが、空気調整を上手にやればものの5分位で薪に着火し、失敗もありません。市販の着火剤より使い勝手がよいです。かなり安価です。ワイルドですかね。
id:Kumahachi 工夫されてますね!文化焚き付け今度試してみます!
id:santoukan8 はじめまして。素敵な暮らしされてますね! 自作の着火剤とはすごいですね!あたいもはやく上級者にになりたいです!
ストーブ屋さんから教わったのが牛乳パックの着火法です。
牛乳パックを短冊状に着る手間はかかりますが、
ロウ引きの牛乳パックは火力がわりあい強く、短冊を次々に投入していくと
簡単に薪にも火が付きます。
たき付けがないときでも、太薪の上で牛乳パックをじゃんじゃん炊いていくと
あっという間に太薪にも着火しますよ。着火剤みたいにほっておくわけにはいきませんが、
時間があるときにお試しあれ。
メッセージありがとうございます! こんな弱小ブログを拝見していただきメッセージまで下さるなんて感激です!
ほほう!牛乳パックってそんなに火力があるんですね! 目からウロコです! これからは廃品回収に出さずにとっておくことにします!