どうも、よし子です!今日は荷台マットの話。
みなさん荷台マットにこだわってます?
ベッドライナーでコーティングしている場合を除き、荷台は塗装されているだけなので直接荷物を積むと、傷がついちゃいますよね。
こうならないためにマットを敷いている方が大半ではないでしょうか?
そう、車を長持ちさせたい方にとって荷台マットは必須のアイテム。
マットなんてどれも一緒でしょ。
と思ったあなた。
とんでもない!
たかがマット、されどマットです!
しっかり考えて取り入れることで驚くほど荷台の使い勝手が向上しますよ!
今日は私がイチオシする樹脂マットについて記載します。
何故樹脂マットに着目したか?ですが、私が軽トラを購入した時付属でついてきたのです。
最初は何気なく使っていたんですが、過去にゴムマットも経験していた私は「あれ、これってゴムマットに比べてめっちゃアドバンテージあるよね?」って思うことを体験したのです。
それをぜひ伝えたくて、、、
軽トラの荷台はゴムマットか樹脂マットか
マットには、ゴム製と樹脂製の2種類があり、普及率はゴム9、樹脂1くらいの割合に思えます。
この比率はユーザーのニーズと市場の大きさも影響していると思われます。
ゴムの方は製造メーカーが多く、量販店で売られているのも見かけます。
一方樹脂の方はマイナーだから?でしょうか、探しても1~2社しか見つからず、量販店で見かけることもありません。
中には樹脂マットの存在すら知らない方もいるのでは?
コダマ樹脂 軽トラック荷台用マット クリーンパネル
リンクはこちら↓
コダマ樹脂 軽トラック荷台用マット クリーンパネル [トラックマット 軽トラ]
付属していたのはこのタイプのマット。コダマ樹脂というメーカーです。
コダマ樹脂は産業に使われる樹脂製品全般を作っている会社。いわばプラスチックのプロフェッショナル。
車関係のメーカーじゃないものの、ラインナップのひとつに荷台マットがあります。
これは旧モデルでCP-1という型。現在は二つ折りできるようグレードアップされCP-3として発売されています。
外観
縦193㎝、横139㎝。細かい溝がたくさん入っています。これが高強度の秘訣でしょうか。
汚なくてすみません汗。かなり使い込んでいるもので、、、 新品はちゃんと奇麗ですのでご安心を。
軽くて取り外しが簡単
早速メリットの話に入りますね。
まず1つ目がゴムに比べて軽いってこと。同じ面積のマットでも重さが全然違います。
樹脂は厚み12㎜で約10kg。
ゴムは厚み5mmで15kg。7㎜でなんと24kgにも!
↑ゴムマットだと軽トラのサイズでもかなり重く、一人で取り外すのはけっこうな労力。
その反面、樹脂マットは荷台の水洗いやとっさの時にマットを外さなくてはいけない場面などでも、一人で持ち上げることができます。
写真は旦那。この通り、ひょいっと。
形状が維持されているのが持ちやすい理由かな?立てかけてもヘナりません。
立てかけたまま水をかければ汚れをきれいに洗い落とせるのもメリット。
荷物を滑らせて移動できる
秘密はこの溝。荷物をこの溝に沿って滑らせることができるんです。
つまり荷物を移動させる時、余計な力を使わなくていいんです。
遠くにあるカゴを手前に寄せるとき、、、
あ!楽だわ!10kg以上あるカゴを片手で寄せることができます。このタイプのコンテナと相性が良い↓
お次は原木を積み込む時。
まるでボーリングのレーンのよう。これだと原木を奥から積むことができますね!
50㎝級の丸太も乗せてみましたが、両手で押せば簡単に動きました。
ゴムマットだとこうはいきませんよー!
かといってマット自体が滑ることはあまりないです、その理由は溝の入り方。
表が縦溝、裏が横溝(CP-3の場合)なので縦溝に沿って荷物を滑らせても横溝である裏面が荷台をとらえてマット自体が動きにくくなっています。
我が家の軽トラの荷台はヒッポライナーというものでコーティングしています、表面がザラザラの仕上がりなのでCP-1でも滑りませんでした。
ヒッポライナーについてはこちら↓
耐久性はゴムマット以上?
樹脂マットは表面が固いので、ゴムに比べピンポイントの力にも耐えることができます。
ゴムタイプはこのように沢山流通してます↓
上の写真はマットの断面。中に空気層がある数珠のような構造で、軽さと強度を両立させています。
ゴムは柔らかいので一点に力が加わるとその部分だけへこんだり、えぐれたりしてしまう弱点が、、、
バイクを積む方、サイドスタンドの部分のマットだけが劣化する現象、、、心当たりありません?
サイドスタンドの1点に荷重がかかるのでその部分のゴムが痛むんですよね。それを頻繁に繰り返していると最後破れちゃうんです。
樹脂マットの場合はこのようなことは起きませんでした。ピンポイントの荷重に対しても耐久性があることを証明してくれました。
好きなサイズにカットできる
これに関してはゴムマットでも可能なのでメリットとは言えませんが。施工性の高さは利点ですね。
ちょうど今回、クレーンの土台ををよける形で切断してみました。
グラインダーで簡単に切断可能。今回使ったのはこれ↓
縦は溝に沿って切断すれば直線が出しやすいです。
作業開始から10分ほどで完了です。はやい!
通気性があり荷台鋼板の腐食防止に貢献
荷台の腐食の主な原因は湿気です。
ゴムマットは柔軟性があり荷台に密着します。しかしこの柔軟性が仇となり、湿気をため込んでしまいがち。
結果目が行き届かない場所で錆が進行しているのに気付かず、久しぶりにマットをめっくったら錆だらけでビックリ! なんてことになりかねません。
樹脂マットは溝加工のおかげで通気性が保たれ腐食を未然に防いでいるんですよ。
荷台樹脂マットのデメリット
濡れると滑りやすい
濡れてしまうと摩擦抵抗が少なくなりさらに滑りやすくなります。ゴムマットは濡れてもそこまで滑りません。
危険なほどではないですが、すこし気になる部分ですね。
安定したグリップを確保したいならゴムに軍配ですね。
溝に小石が挟まる
このマットの真髄ともいえる溝。ここに小石が挟まることがあります。こうなると小石が抵抗になり滑り性能が低下してしまいます。
たいていはマットをひっくり返してはたくと落ちます。
まとめ:プラスチック製の荷台マットはおススメ
マットひとつでこんなにも変わるのか!と思い知らせてくれた樹脂マット。コンテナやケースを積載する人にはうってつけですよ。
私は薪集めをしているので原木を乗せることがよくあります。そんな時大きな丸太でも軽い力で押し込んだり引き寄せたりできるので重宝してます。
でも私が思う最強の荷台は、ベッドライナーを施工した上でこのマットを敷くということ。
これで荷台はバッチリですかねー。
最後に樹脂マットのメリットを
- 軽い
- 軽い力で荷物を移動できる
- 耐久性はゴム以上
- 錆防止
それでは良い軽トラライフを!