放置竹林に立ち向かう!竹やぶ整備の方法と心強い道具を紹介します

アイキャッチ

 

“放置竹林”という言葉をご存知ですか?

 

文字通りほったらかしにされた竹林のことですが、この放置竹林が何かと問題になっているんです。

 

“竹”は昔から人間の生活に欠かせないもので、身の回りのいろいろなものに利用されてたんですが、今はプラスチックなどの石油製品がそれに代わってます。

 

つまり竹の利用価値がなくなってしまったんですね、だから日本中に放置竹林が増えているのです。

 

竹の生命力は半端なく、たけのこは1日で2mも伸びます。

 

放っておくと生息範囲を広げ一瞬で竹やぶになり、昼間でも薄暗いほどのうっそうとした“竹ジャングル”を作り上げます!

ミーコ先生
  • 人の手が入っている=竹林 
  • 人の手が入ってない=竹やぶ
  • 放置竹林=竹やぶ  だニャ! 

 

これの何が問題かというと、

  • 動物の隠れ家になり、イノシシやシカが里におりてきやすくなり作物が荒らされる
  • 竹の繁殖力に負け、ほかの植物が育たなくなり“生物の多様性”が失われる
  • 日差しが地面に届かなくなり下草が生えず土砂崩れの原因になる
  • 不法投棄の温床になる
  • 山の保水力が失われる 

 

問題だらけなんです、この中のいくつかはアタイが実際に体験したことです。

 

ええ、あるんですよ、家の近くにも放置竹林が。そこから毎日のようにイノシシが下りてきて畑をほじくり返すのです!

 

よし子
去年は収穫時の芋を全部持っていかれたー!

 

電気柵を張ることも考えましたが、まずは奴ら(イノシシ)の住み家である竹林を奇麗にして、畑に近づきにくい環境をつくることにしました!

 

人間と動物が共存するには活動範囲をきっちり分ける。その緩衝材が整備された竹林と考えたのです。

 

というわけで前置きが長くなりましたが竹林整備で荒れた里山を奇麗にしちゃいますよ!

 

とくと見よ!これが放置竹林だ!

 

竹
竹
竹

所狭しと生えた竹、足の踏み場もないほどの地面、昼間だというのにほの暗い地表。

 

これが竹林の“なれの果て” どんな物の怪が出てきても不思議じゃありません!

 

全伐(皆伐)か竹林を活かすか?

竹は1本でも残っていると必ず繁殖して再び竹やぶになるので、全伐(皆伐)するか、竹林の機能を活かして整備するかの2択に分かれます。

 

全伐(皆伐)する場合

竹を根絶させるには少なくとも 3~4年の長期戦を覚悟しておいたほういいです。

というのも生えている竹を全て伐採しても地下茎が残っていれば必ず新しい竹が生えてくるからです。

地下茎を弱らせるためには、ユンボで掘り起こすか生えてきた竹を毎年伐採するしかありません。

 

整備する場合

後者は不要な竹を伐採すればOKなので労力は少ないですが、管理の手を休めるとまた竹やぶにになります。

永年管理できる自信があればよいのですが、そうじゃなければ皆伐で決着をつけるのが吉でしょう。

 

竹林整備に便利な道具

  • トップハンドルチェーンソー
  • 枝打ちハサミ
  • 手斧
  • バール
  • 防護ヘルメット
  • 手袋

アタイはこれらの装備で立ち向かってます!

いずれも竹林整備と相性の良い武器ばかり。使い方は後半で説明しますね!

 

竹の伐採方法

さあ、取り掛かりましょう!

 

放置竹林内は所狭しと竹が密集してます。切り倒す方向を間違えれば“かかり木”になり更に踏み入れにくい状況になりかねません。

 

そんな中、伐採するためのテクニックをご紹介します。

 

まず使うアイテムは“トップハンドルチェーンソー” はい、“トップハンドル”ってのがミソです。

 

これは片手で持てる小型のチェーンソーのことで、 パワーは小さいけど軽くて取り回しやすいのが特徴です。

 

よし子
竹は中身がからっぽだからズバズバ切れるよ!

 

竹林整備はたくさんの竹を効率よく切ることが大事なので 取り回しのよいトップハンドルチェーンソーが最適なのです!!

230t

アタイの愛機は マキタME230T 軽くて扱いやすい。男性なら片手で扱えます!

 

チェーンオイルが出なくなるトラブルもありましたが今は絶好調!

アイキャッチ

 

↓竹用のチェーンってのもあります。

特徴は刃の数が倍になっていてこれで切ると切り口が綺麗に仕上がること、竹を工芸品などに使用する時に使います。

 

しかし、今回切った竹は廃棄するのみ!通常のソーチェンでも十分切れるのでわざわざ竹用には変えません。

 

チェンソーで竹を伐採するときの注意点3つ!! オススメの竹切り用チェンソーも紹介します

 

まっすぐ生えた竹は斜め切りでストンと落とす

いざ伐採!ですが、竹ってどうやって切ればいいの?と思いではないでしょうか?

 

安心してください!木を切るよりずっと簡単です!

 

まずは“斜め切り”

居合切りの要領で斜めに切れば立ったまま真下に落ちます。ただし、切り口が鋭利になるので注意! 

 

周囲の竹を切って作業スペースを作った後に改めて倒せば安全です。

 

竹ヤリ部分は後で平行に切り直せば大丈夫。

切り

 

重心が偏っている竹は追い口切り

竹

重心の寄っている方向に素直に倒すと切りやすいです、 逆側に倒そうとするとかなりの確率でチェーンソーの刃が挟まります。

 

この切り方のデメリットは倒す方向が竹の重心で決まってしまうので、倒れる側に木があると“かかり木”になってしまうこと。

 

なので倒れる側に何もないようあらかじめ整備しておく必要があります。

 

もう一つの注意点は切り終えに差し掛かるとき、竹が裂けてしまうこと。

 

裂けが入ること自体は腐敗も早くなるのでいいんですが、 問題は裂けた竹が思わぬ方向に跳ね返る恐れがあること顔に当たればビンタどころじゃ済まない威力。

竹

竹が倒れだしたら速やかに離れるようにしましょう。

↓林業用のヘルメットがあれば安心です!

 

伐採後の竹を早く枯らす(土に還す)ポイント

ただでさえ足の踏み入れる余地のない放置竹林、切った竹をそのまま放置するだけではだめです。

 

じゃあ切り倒した後はどうすればいいの?ですが。

 

ベストなのは燃やして竹炭にするか竹製品に有効活用すること。

ミーコ先生
竹炭には土壌改良効果もあるニャ

しかし燃やすとなると役場の許可だったり、煙問題で近所迷惑になったり、よほど人里離れた山奥でない限り思い切り燃やせる環境ってなかなかありませんよね。

 

↓竹粉砕機があれば粉砕した竹をすぐに肥料として使えます、、、が高額なのが難点。

 

そうなるとあとは“土に還す”の一択に、なので少しでも早く分解される方法をご紹介します!

 

1m切りで根から弱らせる!

ミーコ先生
1m切りってのは、幹を地面から1mの高さを残して竹を伐採すること。
よし子
これやるとどうなるの?
ミーコ先生
竹が切られたことに気づかず、春になると水を吸い上げるんだ、そして最後 切り口から水を噴き出して枯れるんだよ。
よし子
なっ なんと恐ろしい必殺技!!

切り株も2年後には手の力で倒れるようになります。

1m切り
1m切リ後2年経過した竹
竹
手で揺らすと簡単に倒れます

竹に割れ目を入れる

手斧を使いで割れ目を入れましょう。

腐敗を促すだけでなく、節に水がたまるのを防ぎボウフラの発生も抑えることができます。

斧

たくさん入れた方が早く腐敗しますよ!

 

↓手斧は軽いもので十分です!

 

↓“竹割り器”もおすすめ。打ち込むだけで一度に8分割してくれる頼もしいやつ。

 

節を貫通させる

ここはバールの出番。節をいくつも抜いて幹の根元付近に水がたまるようにすることで腐りが早くなります。

 

1m切りしたあとこの処理をするのとしないのとでは予後が全然違います!ぜひすべての切株に施しましょう。

バール
バール

 

よし子
この作業はやってて楽しい! ストレス発散になるわ!

 

切り倒した竹は1か所にまとめて積み上げる

積む

切り倒した竹を3m間隔で切り1か所に集めておきましょう。これだけで散らかった足場がすっきりします。竹林内に作業スペースを作ることは重要ですね。

 

斜面の場合は上の写真のように、切り株を支えにして積んでいくといいですよ!

 

面倒でも枝を切り落とす

枝

切り倒した竹で一番かさばるのが枝の部分、ごわごわして場所をとってしまいます。 

 

この枝を綺麗に処理するのとしないのとでは、整備後の見た目が大きく違います!それだけではありません。

枝落とししないと、、、
  • 移動中、不意に目に刺さる
  • 地面から離れているので分解が進まない
  • とにかく場所をとる 
 

ただ!この枝落とし作業、地味でしんどいんですよね!!竹林整備で一番やりたくない作業です!

 

豪快に切り倒すのと違い、倒れた竹の枝を下を向きながらプチプチ切り落とすだけなので、竹林が綺麗になっていく実感を得にくいのが理由です。

 

ウツになりそうな作業、できることなら楽に終えたいですよね!そこで、この“枝切りハサミ”の登場ってわけ。

枝切ハサミ

持ち手が延長できてるので立ったまま、ハサミはテコの原理が利用され少ない力で枝を切れます。

 

枝
枝

枝切りハサミを使い幹と枝に分けていきます。

切る

ひたすらプチプチ、

 

スッキリ

完了! ね!ずいぶんコンパクトになったでしょう?

 

まとめ:竹林整備で健康な里山を取り戻そう

いかがでしたか?竹林整備のポイントでした。

 

放置竹林は身近にあります。近くの山に目を向けてみてください、必ず一つや二つは見つかるはずです。

 

今は竹林整備ボランティア団体なんかもあって、対策は打たれてますが依然人手不足。やはり竹の繁殖力は桁違いのようです。

 

その昔、竹やぶは土砂災害に強いといわれてました、“地震があったら竹やぶに逃げ込め”と言われていたほどです。

 

しかし、地下茎は地表から1m程度の深さしかなく山の表面を覆っているだけなんですね、だから山の形状を保持する力はほぼ無く土砂災害に強いは間違いです。

 

災害大国の日本が竹やぶだらけになってしまったら、、、と考えると怖いですよね!

 

だとすれば竹林整備は喫緊の課題なのかもしれません。

竹
まだまだ先は長そうです。地道に進めていきます。

というわけで今回は以上です!

 

16件のコメント

前略。
竹林整備がとても判り易いですねぇ。
斜め切りや枝打ちまで手順や説明が完璧です。
竹は焼却ですか?粉砕ですか?

私は充電式チェーンソーを複数使用して粉砕機で粉砕してます。
以前は焼却してましたが福岡ですから近隣クレームが多く諦めました。

1つ 焼却は役場の許可「消防署の許可」は一切ありません。
焼却は消防署への届出だけです。「許可は一切ぢてくれません」
野焼きの例外 農業・林業・漁業を営むためにやむを得ないものとして行われる廃棄物の焼却
「火災とまぎらわしい煙又は火炎を発するおそれのある行為」の届出書
http://hidakafire.or.jp/topics/noyaki2013.php

よし子さま
前略。
竹林整備がとても判り易いですねぇ。
斜め切りや枝打ちまで手順や説明が完璧です。
竹は焼却ですか?粉砕ですか?

私は充電式チェーンソーを複数使用して粉砕機で粉砕してます。
以前は焼却してましたが福岡ですから近隣クレームが多く焼却は諦めました。
粉砕機でもホコリが凄いのでクレームが来ます。

1つ 焼却は役場の許可「消防署の許可」は一切ありません。
焼却は消防署への届出だけです。「許可は一切してくれません」
野焼きの例外 農業・林業・漁業を営むためにやむを得ないものとして行われる廃棄物の焼却
「火災とまぎらわしい煙又は火炎を発するおそれのある行為」の届出書
http://hidakafire.or.jp/topics/noyaki2013.php
届出書を提出したことにより、消防署が焼却行為等を許可したものではありません。

有福様、メッセージありがとうございます!

竹は山に放置してます。 粉砕機があればいいのですが高くて手が出ません。

ここでも焼却行為は行政(役場)がうるさいのでやってないのが現状です。焼却できれば切った竹の処理に頭を悩ませることもないのですが( *´艸`)

野焼きの禁止については今の里山の実情に法が追い付いてない感がありますね、

里山の手入れが必要→焼却行為も必要 だと感じるので、柔軟に対応してもらいたいなーと思う今日この頃です。

https://youtu.be/FU61W3FmY5A

粉砕機で生竹は粉砕して枯れた竹は
粉砕したらホコリが凄いから
焼却しました。

派手に焼却しましたから通報されて
罰金くらう一歩手前までいきました。

それからは焼却は少しずつにしております。
竹林購入予定ですから
その内に粉砕機を使うかもしれませんが
業者でも農家でも何でもないので
完全に大人のおもちゃになっております。

動画拝見しました、 自走式の立派な粉砕機ですね! さぞ高かったのでは笑   でもあっという間に竹を粉砕、& 竹パウダーまで出来てしまうとは さすがです! 

こんな機材を所有できるなんて羨ましいです!!
 

よしこ様、
はじめまして。実家に小さいながら山がいくつかありますが、70歳を超えた母が近所の山の竹が放置されてうちの山に入ってきて大変なことになってると、一人で毎日竹をノコギリで切ってたら手が使い物にならなくなったと、痛みで嘆いています。事務所仕事で、非力な上、神経の病気で左肩に慢性疼痛をかかえた私がなんとか出来ないかと、竹の伐採を女性でしてる方を探していました。ブログの記事、とてもわかりやすく参考になります。私も挑戦してみようかという気になりました!若くないから、少しずつでも実家に帰った時に頑張ってみます!
他の記事も面白そうです!!読ませていただきます。

みみ様

はじめまして! 竹の繁殖力ってすごいですよね! 全部切り倒したのに2年後に元の竹やぶになったのを見たときには あの時の努力は何だったんだー と叫びましたよ笑

こいつらに対抗するには圧倒的伐採力ですね! そのためにチェーンソー が必要なんですが、 女性にはちと重いですよね! 

アタイの使ってる小型の“トップハンドルチェーンソー”なら軽いので女性でも振り回せるのでおすすめですよ! お互い竹林整備頑張りましょう!

はじめまして
とても分かりやすい記事で、「やってみよう」という
気になりました。

ところで、1メートル切りの時期について、教えてください。
竹が休眠している冬の間が良いという説が多いのですが、
繁殖期である夏場が良いというせつもあり、悩んでいます。
効果に多少の差はあっても、いつやっても良いのなら、
今年の春からやってみようと思うのですが。
どのようにお考えですか?

確かにいろいろな説があるようですね! 春になると竹が水を吸い始めるので、尚のこと効果がありそうだと思うのですが(‘ω’)ノ、 竹やぶ整備は長期戦になるので、いずれにしろ「思い立った時」=「やる気に満ち溢れているとき」に一気にやってしまうのが吉だと思いますよ!

初めまして。
タケノコの季節になり竹藪になっている土地に入るのは年に数ヶ月だけで荒れ放題。道路に面しているため強風で倒れた竹を処理するぐらいでここ数年は高さ1.5mほどのブロック塀越しに不法投棄されてるので息子が手伝ってくれると言うので伐採にチャレンジ、伐採後にこのブログを読みましたが良いことが沢山書いてあって大変勉強になりました。
一回の作業では到底処理仕切れずコツコツと続けようと思っています。
伐採前に読んでおけば良かったと痛感しました、それでもこちらのブログにたどり着けたのですからラッキーでした。

訪問ありがとうございます! 竹の生命力ってホントすごいですよね! タケノコは1日で何十センチも伸びるそうで(‘Д’)、 読みずらいブログですが、またの訪問、お待ちしております!

こんにちは!
はじめまして(^^)

今年は大雪のため、竹がかなりしなり、よそ様の民家に掛かりそうでした。
人様に迷惑を掛けられないので、伐採をしようと思い竹の本数を数えましたが、150本(竹やぶです)ほどありました。
自分達では無理かな?と思い業者に頼もうと思った矢先にこちらのサイトで伐採に関する内容を読ませて頂きました!

今日一人で、半日かけて倒れかけた竹や、笹の部分をのごぎりを使用して伐採してきました。
150本は、自分達で処理できる範囲ですかね?
とても参考になったので、出来るんではないかと?思った次第ですが、山を見ると不安ですね(;_;)

メッセージありがとうございます! 150本ですか( *´艸`) なかなか手ごわそうですね! でも決して無理そうな数値ではなさそうです! 少しづつやれば必ず先が見えてくると思うのでお互い頑張りましょう!

アタイの山は残り1000本はあります( *´艸`)

はじめまして!
竹の切り方がとても勉強になりました。
一つお聞きしたいことがあります。
「重心が偏っている竹は追い口切り」との事ですが、倒す先に電線や隣人の田んぼ、車道など倒し難い場合は何か工夫方法やアドバイスなどありませんでしょうか?

サカイ様、メッセージありがとうございます!

ウーム、倒す方に障害物があるとなると、難しいですよね!  

ロープをひっかけてテンションかけながら切るOR 除草剤で枯らす なんてのはどうでしょうか? ロープは二人以上じゃないと厳しいですし、枯らすのも根本的な解決に放ってませんが( *´艸`)

最終的にはプロに頼むのがいいかもしれませんね!

伐採した竹の屋外焼却は「野焼き」禁止対象ではありません。廃掃法施行令では下記です。

(焼却禁止の例外となる廃棄物の焼却)
第十四条 法第十六条の二第三号の政令で定める廃棄物の焼却は、次のとおりとする。
一 国又は地方公共団体がその施設の管理を行うために必要な廃棄物の焼却
二 震災、風水害、火災、凍霜害その他の災害の予防、応急対策又は復旧のために必要な廃棄物の焼却
三 風俗慣習上又は宗教上の行事を行うために必要な廃棄物の焼却
四 農業、林業又は漁業を営むためにやむを得ないものとして行われる廃棄物の焼却
五 たき火その他日常生活を営む上で通常行われる廃棄物の焼却であつて軽微なもの

この4号「農業、林業又は漁業を営むためにやむを得ないものとして行われる廃棄物の焼却」を役場は禁止することはできません。禁止するのであれば、廃掃法の何を根拠に禁止か、理由を質してください。

住宅地近くであれば、風向きにより配慮は必要でしょうが、廃掃法上の「禁止」は出来ません。

廃掃法が出来たとき、半世紀近く前です。産廃業者が例えば廃タイヤなどを、自社の所有地で野積みして燃やしていました。黒煙もうもうです。この焼却を産廃業者は「野焼き」と言っていました。

当時廃掃法をつくるときの厚生省(今は環境省所管です)のお坊ちゃま官僚が、農業の春先の野焼き等をあまりご存じなくて、「廃棄物の野焼き禁止」なる用語を持ち込んだのが間違いの始まりです。

例外として上記5つが入っているのですが、これでお茶を濁したのです。「野焼き禁止」という言葉のインパクトは大きく、農林漁業者が行う枝葉、残渣の焼却も白い目で見られるようになりました。

小生はそのころ(以降も10年少し前まで)過廃棄物を含む環境の専門職でした。そういうこともあり、経緯も法もわかっているので、田舎では木の枝葉、農作物の残滓、草刈りの草はバンバン燃やします。

居住しているところは農地と住宅地の境界付近なので、ここでは風向きを考えて住宅地に煙が(出来るだけ)行かない風向きの時に農作物の残滓を燃やします。

日本国は法治国家ですから、農業者、林業者、あるいは農地所有者は農地、林地で焼却を行う権利を上記のように持っています。

「役場が」焼却を止める権限は全くありません。小生であれば、もし市役所がそういうことを言ってきたら、徹底して戦います。

今は夏なので行いませんが、冬場枯れ枝や枯草を住宅地近くの畑で焼くことがあります。前の冬もそうですが、警察官も「お疲れ様です。火の始末は気を付けてください。」と言われるだけです。

また数年前まで、小生の親友が保健所の廃棄物監視員をしていました。彼でも、農地の残滓の焼却は、そこに異物(農業用ビニール等)を入れてない限り法令違反ではないので、当然の行為として異物混入の確認だけしていた、と言っていました。

実は3日前から竹林整備に入っています。それで当ブログを見た次第です。当方の竹林は真竹なので孟宗ほど酷くは無いですが、竹藪を竹林にするのは結構大変です。あと数日で終わる予定です。

冬になったら残滓は焼きます。権利は行使しないと使えなくなります。頑張って行使しましょう。

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