どうも!よし子です、突然ですがあなたの薪ストーブは絶好調ですか??
いくら高性能なストーブでも、メンテナンスを怠ると調子が悪くなりますよね!
特に毎年の煙突掃除は必須でそのときに避けて通れないのが、「室内の煙突を外す」作業(はずさなくてもよいパターンもありますが( *´艸`))
我が家のストーブは根元がスライドタイプの煙突になっており、この部分をはずすことで煙突内にアクセスできます。
そして屋根出し断熱2重煙突の場合、我が家と同じパターンが多いと思われます。
しかしこのスライド煙突、ちょいとくせ者、でして
着脱にひと手間かかるんですよ、ひと手間というよりかポイントを押さえて作業しないと変形したり、傷が入ったり、断熱材をぶちまけてしまったりetc、、、、
「ワレモノ」並みにデリケートな部分なのです。
というわけで今回は「煙突の上手なはずし方」について述べますね!
はじめて煙突掃除にチャレンジする方にはぜひ読んでもらいたい内容です!最後まで目を通しても時間の無駄にはならないはずですっ!
スライド煙突を離脱する手順
各部の名称は以下の通り↓
①と③はかん合&バンドでがっちり固定されてます。
スライド部分は太い煙突の中に一回り細い煙突があって伸び縮みします。だから「スライド煙突」って呼ぶのですね!
煙突バンドのはずし方
まずはここから、
締め付け金具(バックル)でロックしている簡単な構造です。
しかーし!勢いではずすとバンドのエッジが煙突にあたり、塗装が剥がれます。( ゚Д゚)煙突の塗装はもろいのですぐに剥がれるんですね。
煙突を傷つけないためには、バンドが煙突に触れないようにしなければなりません!!
赤丸の部分はとくに危険!
ではどうすればいいか、答えはこうです↓
バンドは柔軟性が高いので、ロックを解除したら
上下にひねって煙突をかわす!
あ、大丈夫、形状記憶なのでひねりまくっても元に戻るんですねー。
こんなに開くんです!
スライド煙突のはずし方
上下の結合部をはずしましょう、ネジなどは一切なく、ひねってロックする仕組み、
ここは回す方向に注意しましょう。逆に回すと締まり込んで抜けなくなります!
上は時計回り
下は反時計回り
が正解です。(機種によっては違うかもしれません。要確認です)
上→下の順ではすすとスムーズにいきます。念のため写真で↓まずは上
次は下↓
ここも力業はNG、特に結合金具付近は注意! 力のかけすぎで、変形したり、歪んでしまうと気密が悪くなり煙が漏れ出す恐れがあります。
結合部のアップ、突起部分がうまくかみ合って固定されるのですね。
スライド煙突を伸ばしすぎるとすっぽ抜ける!
伸縮自在なスライド煙突ですが、、、
伸びるのにも限界があるので、伸ばしすぎると分裂します。。
抜けたらまたハメればいいだけの話ですが、スライドする空間に断熱材がぎっしり詰め込まれてるんですね、
だから抜けた瞬間断熱材も一緒に飛び出してくるんですね、昔一度ぶちまけたんですが、片付け&元に戻すのが大変のなんの、もうあんな思いしたくはありません!
くれぐれも抜かないようにしましょう、 「触らぬ神に祟りなし」です。
断熱2重煙突のはずし方のまとめ
いかがでしたか?スライド煙突のデリケートさがお判りいただけたことと思います。
これでようやく煙突掃除ができますね。煙突は本体よりも性能を左右するっていうくらい大事なパーツなので、1年に1回は掃除しておきたいものです。
煙突ブラシを使ってきれいにします。
煤はこれだけ、ちゃんと乾燥薪使ってるし、優秀なんじゃないでしょうか? それともストーブのスペックに助けられている??
我が家の薪ストーブ「ネスターマーティンS43」についてはこちらの記事参照↓
なんにせよきれいに燃えてくれるストーブってのは見ていて気持ちいいものです!
まあ煙突掃除さえしておけばいいってもんじゃないですがね
こんなこともありました↓
それでも自信がないあなた、、、
プロに頼むのが手っ取り早いです。
費用こそ掛かりますが、煙突掃除だけでなくプロの目線から“気づかなかったストーブの不具合”も見つけてくれるので、一度見てもらえば安心して冬を迎えられます。
最後にポイントをまとめますね!
・バンドはひねってはずす
・煙突をひねる向きに注意 上は反時計回り 下は時計回り
・伸縮煙突は引っこ抜ける
・傷に注意
それではよい薪ストーブライフを!
2 スライド煙突上下のロックを解除
3 煙突を縮めてはずす