どうも!ハイエースを2台乗り継いでいるよし子です。
この記事は
ハイエースを高く売りたい人向けに、「少しでも高く買い取ってもらうために実践したこと」をお伝えします。
「どこよりも高く買い取ります!!」的な業者へ安易に査定すると、損をする可能性があるのでハイエースのことを熟知している業者に依頼するのがベストなんですが、その業者の見分け方についてもお伝えします。
長年乗った大事なハイエース、少しでも高く売りたいなら必見です!
ハイエースは古くても高く売れる
査定する前にハイエースのことについてお話します。
ハイエースって海外で大人気なのでバンバン輸出されます。その需要が査定額を後押ししてるんですね。
その特殊性から どれだけ走っていようが、ボロかろうが値段が出るんです。
例えば、中古車輸出で有名なBEFOWARDの輸出向けサイトを見ると、ハイエースがズラッと出てきます。
↑平成16年式、走行30万キロ以上の車体に5000ドル≒50万円の値段がついてます。
しかもDXグレードです。
日本だったらとっくにお役御免の状態、なのに海外では需要があるんですね。
ハイエースはなぜ海外で人気なの?
- 頑丈
- 積載量
ハイエースはこの2つが飛び抜けているから。
頑丈
海外の道路事情は日本とは想像もできないほど違います路面は土またはオフロードがほとんど
だから車にタフさが求められます。
日本車は壊れにくいことで有名ですが、 特にトヨタ車は絶大な人気があります。
そして中でも“ハイエース”は特に信頼度が高く、いわば“エリート中のエリート的扱い”。
一番の要因は「エンジン」。
ガソリン・ディーゼル共に“名機”と呼ばれており、メンテナンスすれば100万キロ以上走るという耐久性を持ってます。
普通の車はエンジン回りが故障すると寿命になりますが、ハイエースはエンジンよりも先に他がボロボロになって寿命を迎えるそうです。
積載量
海外ではたくさん積めるのは正義。
日本のように乗車定員がないので乗れるだけ詰め込みます。広い空間は大人数を乗せることができるのでハイエースはまさにうってつけです。
実際に査定に出してみた
中古車買取業者はたくさんあります。
ハイエース売るならどこがいいのかを、ネット査定できる業者のうちから、独断と偏見で10社依頼してみました。
我が家の100系ハイエースバンを紹介
年式 | 平成13年 |
グレード | S-GLロング |
走行 | 22万キロ |
ミッション | AT |
エンジン | ディーゼル |
色 | 白・ブルーツートン |
事故歴 | あり、左ドア交換 |
車検 | 満タン |
査定に出した我が家の100系ボロエースを紹介します。
5年前、12万キロで80万円で購入しました。その前までは200系の2型に乗ってましたが、100系のフォルムが好きすぎて乗り換えたんです。完全に逆行してますね笑
見ての通りなかなかの骨とう品。以前はたくさん走ってるのを見かけましたが近頃はとんと見かけなくなりました。もはや“クラシックカー”の部類ですね。
内装は汚いですが、片づければ奇麗になります。
買い取り業者の選び方
買取業者を選ぶ時のポイントは海外向けの販路を持っているか。
後に紹介する4社はその販路を保有している業者です。
見分け方は、「ボロくても買い取ります」「事故車・不動車OK」などなんでもウェルカムなうたい文句を掲げてる業者が当てはまります。
古いハイエースは海外で売ることが前提なので、そういった業者は海外で高く売るノウハウを持ってます。なので高額買い取りが期待できるんですね。
ディーラーの下取りに出すのはNG
ディーラーは下取り車を国内市場の価格でしか判断しないので、たとえ海外で高く売れる車だとしても日本での値打ちが無ければその価格となるわけです。
ディーラーの仕事はあくまで新車を売ることですからね!中古車買い取りは土俵外なのです。
ディーラーの友人に下取り額を聞いてみてましたが、「逆に引き取り料が必要」と言われました。
その友人でさえ「ディーラーの下取りのはおすすめしない。中古車買取業者に売った方が高く売れるよ」と言ってたのが印象的でした。
一括査定しなかった理由
理由は2つ
- 関係業者に個人情報が一気に拡散される
- 営業電話の応酬ががわずらわしい
一括査定は手っ取り早く価格を知るにはうってつけの方法、しかしその後のしつこいセールス電話や、登録するだけで個人情報が数千社に拡散されるなど、デメリットがあるんですね。
それに比べ、1社ごとに依頼するとそういったことは起こりません。個別に申し込む手間はかかりますが、後のことを考えての選択でした。
売るならここ!高額査定してくれたおすすめ業者4選
古いハイエースの買取に強い業者は4つ。
- ボロボロエースカウカウ
- カーネクスト
- セルトレ
- ユーカーパック
どのくらいの金額になったのか? どこが一番高かったのか??
査定結果もあわせて説明します!
ボロボロエースカウカウ
個人的に一番期待してました。何故ならネーミングからも分かる通り、ボロボロエースカウカウはハイエースのハイエースによるハイエースのための買取業者だから。
ハイエース専門なので、売却価格についてはどの業者よりも詳しいのではないでしょうか。
ホームページからもわかるようにハイエースの輸出先から各国の需要、型式による売却価格の違いまで事細かに記載されてます。ブログ形式になっていて読みやすいです!
価格提示はメールのみ、営業電話はありませんでした。「もし売る気があるなら連絡ちょうだい」的なスタンスが風格すら感じさせます。
カーネクスト
【カーネクスト】の特徴はどんな車も買い取ってくれるということ。
それは国内ではだけじゃなく海外向けの販路も確保しているからです。たとえ10年以上経過しているとも走行距離が20万を超えていいてもしっかり査定してくれるのがメリット。
いいところはネット 申し込み後1分もたたないうちに電話が来たこと。レスポンスはやすぎです!
デメリットは営業電話&メールが多め、、、対応は丁寧ですが、1日に2回はちと多いと感じました。
ちなみに交渉の余地ありとのことなので、この金額は本気じゃないのかもしれません。営業に積極的なのでかなり上がるかもしれませんね。
セルトレ
セル&トレードを略してセルトレです。
一括査定業者ですが、やりとりは全てセルトレ経由なので、業者からの“鬼電”の心配は無用です。
「買い取れない車ゼロ」が企業理念なので、事故や水没車 故障車どんな状態でもOK!
どんなにボロくても査定額が出ます。
たとえ乗れなくても部品ごとに販売する業態のため、車としてではなく、資源として買い取ってくれるんですね!
営業電話は1回のみ、メール営業もないので売りたいときはこちらからアクションするといった感じですね。
ユーカーパック
ユーカーパックは他と少し違う買取形態です。
8000社以上が参加する業者オークションに出品し、一番高く入札した買い取り業者に価格は相手が決めるので、車種によっては青天井だから価格が定まらないのです。
他の業者が売却価格から盗んだ利益を差し引いた額を買取価格と決めている中でそれがオークション形式ということ結構新しい試みだと思います。
そのオークションの中には輸出専門の業者も入ってるので、当然値段も高くなっていきます。
デメリットは、自分で出品する手間が必要なこと。
これは出品手数料分を売り手に還元するためなので逆に言うとメリットでもありますが、慣れないと戸惑いますよね。
オークションは思ったより値段が上がらなかった、というリスクもあります。
可能性は秘めてますが、その分のリスクは背負う、これって「投資」の感覚に近いですね。
結果発表
業者 | 価格(万) |
ボロボロエース | 40~ |
カーネクスト | 26 |
セルトレ | 31 |
ユーカーパック | 40~ |
一番高かったのはボロボロエースカウカウとユーカーパックの2社でした。
仮にこれが本気の査定額じゃなかったとしても、駆け引きが苦手なアタイからすると最初から腹割って値段を出してくる業者の方が好印象です。
売るならこの2社のどちらかですね。
おススメはボロボロエースカウカウです。
サイトを見てもわかる通り、ハイエースのことに関して右に出るものがいないほどの情報をもっているのが強みで、世界情勢は目まぐるしく変わるのでハイエースの値段も日々変動しています。
どの国で、どの型のハイエースが、どのくらい需要があり、いくらで売れるのか、に関して最新の情報を持っているので、間違った価格を提示されることがありません。つまり買いたたかれることがないのです。
実際、40万もの値段が出たことに驚きです。もとは80万で買ったんですよ?
世界情勢もあるでしょうけど、5年で半分しか下がってないなんて、ハイエースってリセールバリュー良すぎです。
走行距離10万キロ以下なら日本市場向け
先ほども言いましたが、今あげたのは「古いハイエースの高額査定」が期待できる業者なので、状態が良ければ中古車として国内で販売できます。
具体的には
- 無事故
- 高年式
- 走行10万キロ以内
- 高グレード(S-GLなど)
この条件に当てはまると国内流通になるので、幅広い業者から見積もり依頼するのが吉、場合によっては一括査定も視野に入れてみましょう。
ハイエースは高く売れる
いかがでしたか?
輸出車に日本の相場は適用されません。逆に適用させてはなりません。なぜなら安く買いたたかれるから。
だから輸出ルートを持っている業者を探すことが大事なんですね。
その中でおすすめなのが先ほど紹介した、ボロボロエースカウカウでした。
対応も丁寧で、しつこい営業もないので、気軽に申し込めます。
両者ともホームページから30秒で依頼できるので、スキマ時間サッと終わります。
それではよいカーライフを!!