今日は炉台の話をします。
炉台と一言にいっても、様々で・・・
「スタイルは?」「使い勝手は?」「幅、奥行き、素材は?」「広さはどのくらいあれば十分?」
そんな悩みを抱えながらの設計でした。
手探り状態で注文した結果、満足しているところ、こうしておけばよかったところ、結構あります。
今、炉台で悩んでいるあなた、少しでも参考になれば幸いです!
薪ストーブの炉台・炉床
参考までに、我が家の炉台を紹介していこうと思います。
これが我が家の炉台。生活感丸出しですみません!
段差を設けて掃除を楽にする
我が家はFLから9㎝下がったところにモルタル土間があり、そこにストーブを設置してます。
そしてさらに30㎝下がって土間玄関になっています!
文字に起こすとわかりづらいですよね、下の図面をご覧いただきましょう。
これが立面図!右左逆になってますが笑
真ん中の四角いのがストーブ。 FL(フローリング)から2段になっているのがお分かりいただけるでしょうか?
この仕様、本当に便利なんです!やって正解でした。
何がいいのかというと、、、
- ストーブまわりの木くずを土間に掃き出せる
- FLに木くずが上がってこない
- ストーブの炎がFLから見て低すぎない
- 土間から薪を搬入できる
ストーブまわりは灰や木くずですぐに汚れます。頻繁に掃除する場所なのでできるだけ手間をかけたくありませんよね。
2段仕様なら土間に落として外に掃き出すだけなので簡単なんです。
玄関土間から炉台を30㎝上げた理由は、炎の見える高さを意識したため。
床に座って、ちょうど目線の位置にストーブの炎が目に入るようしたかったのです。
おかげで炎が良く見え、これもやって正解でした!
土間から入れるようにして薪の搬入動線をスムーズに
我が家は玄関から入って土間つながりでストーブがあります。つまり 土足のままストーブまで行けるのです。
土間に設置するメリットは、薪の搬入導線がスムーズなこと!
外に薪を取りに行き、靴を履いたまま薪ストーブまで行けるので、搬入が苦になりません!
ストーブ横の勝手口から出ると・・・
土間デッキに薪ストッカーがあります!
さらに庭に目を向けると薪小屋があります。
昼間に薪小屋からストッカーに移動させておき、夜はストッカーから室内へ薪を移動させています。
大事なのは薪をストーブまでスムーズに搬入できることです!
土間玄関ならそれができちゃうんですよね。
炉台の素材ですが、モルタル打ちっぱなしよりタイル等のほうが雰囲気があってよかったかもしれません!そこは少し後悔。
炉台の広さはどのくらい?
横 1450㎜×奥行き1900㎜が炉台の面積。結果的にこの広さで正解でした。
ストーブはネスターマーティンのS-43B-TOPです。
B-TOPは煙突が後方から出ているのでその分の奥行が必要。それでなくても大型のストーブなので、スペースが足りるか心配でした。
これも 写真で見ていきましょう。
ストーブ前面扉を開けてみると
前方はまだ余裕があります! 灰がこぼれても大丈夫!
左側のスペースは46㎝
ここには灰入れがすっぽり!
右には薪入れカゴを置いてます。
右の段差までは・・
14㎝!
S43は200キロくらいあり、あまり寄せすぎると土間が欠けてしまいそうなので余裕をとりました。
薪投入の観点からS43のドアが逆開きだったらよかったのにーと思いました。
この記事にも書いてます↓
まとめ
以上が我が家の炉台です!なかなかオリジナリティ溢れる炉台だと思ってます!
設計時だいぶ広くとったつもりでしたが、使ってみると丁度よい広さでした。
よって十分な炉台の広さの目安は、1450mm×1900mm以上あれば大丈夫と言えます。
考えるのは楽しいですがあまり深く考えすぎて策に溺れないようにしましょう。
今から薪ストーブを設置しようとしているあなた!自分のライフスタイルに合ったオリジナルな炉台を完成させてください!
この炉台、ミーちゃんのゴロゴロスペースとしても機能しています!
それではよい薪ライフを!
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