4年目の春を迎え成長真っ盛りだった「エースクヌギ」ちゃん。
先日風の強い日があり、心配になって見に行くと、、、
折れたクヌギ
「今年はどのくらいまで伸びるんだろう」と思っていた矢先の出来事なだけにアタイの心もポッキリ折れそうに、、、
しかも上方向に伸びていた枝が2本とも折れていてずんぐりむっくりな状態に。
高く高くを目指していただけにショックが大きいです。。。
二又に分かれた部分から裂けるように折れてます。
折れた枝は直径1㎝程度、
上の方にたくさん葉がついていて風を受けると大きくしなる「頭でっかち」な状態だったのが災いしたのでしょう。
折れたクヌギの対処法
まあ折れてしまったものは仕方ありません、これからどうするかを考えることが今のクヌギにとって一番大事なことです。
そこで、折れた木の手当て方法を調べてみたところ、、、
基本何もしなくてOK だそうです。
特にクヌギは生命力の強い木なので、枝が折れたくらいじゃどうってことないとのこと。
前の記事でもこんなことを言ってます。
楢の木は根元から切っても新しい芽が出て何年後かには元の木に戻るほどの生命力があります。(萌芽更新といいます)
しかしこれはクヌギやコナラなど楢類に限定されたことなのですべての木に通用するわけではないようです。
ただ夏場なので、バクテリアや菌の活動も活発です。折れたところから雑菌が入り込む可能性は否めないので「消毒」はした方がいいでしょう。
樹木専用の殺菌癒合材、切り口を消毒&コーティングして雑菌から守ります。
どうしても元気がなければ、
天然植物活力液「HB-101」を与えると元気になります。化学成分を使わず植物由来の原料なのが安心です。農園はもちろん、家庭菜園・ガーデニング・ベランダ園芸など、
植物を育てるすべての方におすすめ!
横枝をヒモで張って無理やり上方向に伸ばす
やはり高くしたいので、横枝の方向を変えて上向きにするのです。
お前の進むべき道はこっちだぜ! と言わんばかりに 引っ張り上げます。
さてこの荒業が吉と出るか凶と出るか(‘Д’)
風で折れないように支柱を立てる
芽が出て数年は茎が柔らかいので折れやすいそうです。高く伸びるとしなりすぎて折れてしまうこともあるとのこと、
そこで支柱を利用し、茎にかかる負担を少なくしてあげるのです。
上の写真は笹を支柱として使ってます。
このクヌギは支柱無しではもはや自立不可能なほど高く伸びてます。そういった場合このように支柱を「添えてあげる」だけで幹の負担がずいぶん軽減されます。
このまま放っておき、幹が太くなればいずれ自立します。
支柱は何でもいいです。支えになりさえすれば。 身近にそういったものが見つからなければ「園芸支柱」を使うのも手です。
ツリーシェルターは1台3役!
これはシカの食害防止に使うものなんですが、幹が自立するまでの支柱としても使えます。
そして支柱としての役割だけでなく、ビニールで周囲を覆われていることで苗の温度が上がりやすくなり成長を促進する効果もあるのです!
つまりツリーシェルターには
①食害防止
②支柱
③成長促進
の3つのメリットがあるのね!
まとめ 折れた部分は放置でOK 支柱は必要
アタイのやった処置内容は
・支柱を立てる
の2つのみ
とりあえずの応急処置と言ったところでしょうか。折れたとはいえこの木の場合楽観視してよさそうです。
このくらい大きい苗なら成長もはやい↓
さあこれから一番の成長期である「夏」がやってきますよ! どのくらい成長したか、枝の方向は変えられたのか?
結果は秋頃お伝えしようと思います!
何十年後に薪にした時、ここの瘤はあの時の・・・
ってなるんじゃ(笑)
立派な瘤かウロができて、フクロウが住み着けばいいんですがね笑
奇麗に治らないのもまた味わいですよね!