厨房用のステンレスシンクをウッディに加工したのでご紹介します!
この記事は
- ガーデンシンクをおしゃれにDIYしたい
- ステンレスシンクに木を張りたい
- 厨房用シンクをガーデンシンクにしたい
- 屋外水栓にシンクを設置したい
方におすすめの内容です!
ガーデンシンクとは?
和訳すると「庭の洗面台」
屋外水栓のある家庭はよく見ますが、シンクががある家庭は稀じゃないでしょうか?
でも外にシンクがあるだけで、水仕事のバリエーションが一気に増えるんですよね!
家に上げたくない汚れものを洗う時にも重宝しますよ!
厨房用ステンレスシンクをガーデンシンクに!
「ガーデン専用シンク」として販売されている商品もあります。
が、探しても希望のサイズがなかったんですよね(‘Д’)
そこでちょっと視点を変えて探した結果、アタイが選んだのは
厨房用シンク!
厨房用シンクって形状のバリエーションが豊富だから欲しい形が見つかるし、厚めのステンレス板を使ってるので耐久性抜群なんですね!
もちろん屋外でも使えます。
ゲットしたのは○ルカリで見つけたこちら↓
タニコー 舟型シンク バックガード付き1200mm
深さはやや浅めで、横が長いのが舟形シンクの特徴。
なぜこんなに大きいのが必要かって?
想像してください、
- 魚をさばく→ウロコが飛び散る
- 大きい魚だと→はみ出す
- ニワトリ→元々大きい
- イノシシ→もっと大きい!
(我が家ではニワトリとイノシシを家で捌くのです)
シンクの中で全部を完結させるにはこのくらいの広さが必要!ってわけ。
それ以外にも屋外水栓って“汚れを気にせずジャブジャブ洗う”的なタフな使われ方が多いですよね!
今後何を洗うか分からない、、、そんなとき大型のシンクは絶対的メリット!
シンク選びで悩んでいるあなた、スペースが許すなら大型のシンクを設置すべきです。
大は小を兼ねますよ!!
ガーデンシンクをDIYでおしゃれにアレンジ
しかし、このまま設置するには見た目がイマイチなんですよねぇ。
そりゃ厨房用品ですからね、追及されるのは機能性。装飾なんてくそくらえ。
その結果このフォルムになったわけですが、ガーデンシンクとして使うには味気ない!
特に足回りのスカスカ&鉄板むき出し感が貧相デ、、、
というわけで今回のミッションが始動したのです。
シンクの周囲を木で囲う
柔らかい印象にするため、木を取り入れることに。
とりあえず杉板で足回りを囲ってみます!
工程は下地になる木をシンクに固定し、その木に杉板をビス止めしていく作戦。
シンクに直接杉板を打ち込んでも良かったのですが、ステンレスにビシバシ穴をあけることに抵抗があったのと、木とステンが密着すると湿気が逃げなくなり、木が腐るのを防ぎたかったからです。
木はちょうどよさそうな杉材38mm×18mmを用意。
耐久性アップのため塗装し、下地にあらかじめ穴をあけておきます、
その時、裏の空間に何もないか注意、ビスがシンク内に貫通しては困りますからね!
ここでポイント
ステンレス板に打ち込むビスはステンレスのビスを使うべし!
異種金属接触腐食を避けるためです
簡単に言うと、違う金属同士が接触し続けるとそこから腐食が進行すること、こうなるといくら腐食に強いステンレスでも簡単に腐ります。
それを避けるために同じ素材のビスを使うってわけ。
カソウカナマアアテニスナヒドスギルシャッキン って聞いたことあるな
でも電位?イオン化傾向?、、、よくわからないわ。
とにかくステンはステン アルミはアルミ 鉄は鉄のビスを組み合わせればいいってことね!
穴位置を決めたらポンチでマーキング。
押し付けると自動ではじいてくれる「オートポンチ」が便利。
ポンチは何度も打ち込んで確実に鉄板をへこませないとドリルがずれるので注意!
マークした部分にドリルで下穴をあけます! 下穴不要のドリルネジだけど、板厚があるので念のため。
そして下地をビス止め!
前面
側面
焼杉板を張る
杉板はホームセンターの安い野地板をチョイス。このまま打ち付けるんじゃ遊び心が無いってことで
焼杉板にします!
でね、 焼き杉って見た目が渋くなるだけじゃなく表面が炭化してるので腐りにくいんですって!
ほら、炭って腐らないでしょ? それが表面を覆っているから長持ちするのです。
古民家の外壁なんかも漆喰に焼き杉板の組み合わせをよく見かけますね。まさに受け継がれし先人の知恵。
それをこのステンレスシンクに取り入れます、果たしてしっくりくるのでしょうか!?
コストが安いのも焼き杉のメリット。
塗装だと1坪塗るのに2000円~かかりますが、焼き杉はバーナーで炙るだけなので実質ボンベ台のみ!
というわけで 焼きまくります、
完成したら下地にバシバシビス止め!
ウーム、、、 だいぶ渋くなってきたんじゃないでしょうか?ビス頭がちょっと目立つ、、、( *´艸`)
風情のある“真鍮くぎ”にしておけばよかったかな。
ステンレスと焼杉のコラボ、けっこうイケてません?
まとめ 厨房用シンクでもおしゃれなガーデンシンクに生まれ変わる!
いかがでしたか?
見た目だいぶマシになったと思います(自己満足( ゚Д゚))
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この後、シンクを設置するのに、水栓取り付け、設置場所の土間打ち、屋根を付けて、、、
と工程が盛りだくさんなので、完成はまだ先になります。
木をふんだんに取り入れてこのシンクに合う場所を作っていこうかと、、、
まあコツコツやりますよ。
土間打ちも薪小屋で経験済みですし、うまくいく自信があります!
さて、かかった費用は
- 野地板 1坪 1980円
- 塗料 1980円(だいぶ余った)
- ステンレススクリュービス 40㎜×24本 1540円
- ステンレスビス 25mm×50本 550円
合計6050円
今回使った道具たち
それではよいDIYライフを!
こんにちは、いつも拝見してます。女性ながら、大工やその他の造形があり、かつ薪以外の幅広い
分野に挑戦され いつも感心してます。僭越ながら忌憚なく意見させて頂きます。焼杉大工を少し
DIYした経験から。野外で使う木材の大敵は 水です。水切れがどうかが耐久性を大きく左右します
。デザインの関係から、横板張りにしてますが、縦張りは検討されましたか?水が溜まり、腐食が
気になるところですね。あと 板の両端にさね加工ある材だと 隙間なく、見た目は綺麗。
少しコスト上がります。ただ、水切れを言うなら さね加工不要で、隙間が少しあると乾きも良いのでさね加工不要でも可。野外出し、細かい見た目は不要との思想なら。あとSUSへsusネジは
腐食の面ではそうですが、見た眼は 焼杉には 黒ビスが合います。ご参考になれば幸いです
メッセージありがとうございます!
〈野外で使う木材の大敵は 水です。水切れがどうかが耐久性を大きく左右します
。デザインの関係から、横板張りにしてますが、縦張りは検討されましたか?水が溜まり、腐食が
気になるところですね。〉
やはり焼杉と言えど、湿気には弱いのですね( *´艸`)
縦張りも検討しましたが、簡単な方はどっちかな?で考えた結果横張りになりました。デメリットも理解しておくべきでした( *´艸`)
一応屋根スペースに置くつもりですが、水場なので水撥ねは避けられそうにないです。
〈SUSへsusネジは
腐食の面ではそうですが、見た眼は 焼杉には 黒ビスが合います。〉
これはホントその通りだと思います! 仕上がりを見たらビスの金属光沢が目立つ目立つ!
焼杉の渋さが2割減って感じです! 木が腐食して張り替える際にやり替えます!
こんにちは。先週うちも農場に野外シンクを設置しました。既製品ですけど。ここで悩ましい事が一つありますので、ご進言。水道の引き回しを業者に頼むか、自分でやるっかって事です
現在ある野外の蛇口からホースor架橋ポリで70m位引いての設置です。法的には資格業者がやれってありますけど、簡易工事はDIYOK。簡易工事の識別が悩ましいのですよ。現在の蛇口に
例えば、2分岐させ、一方は畑へ引き込み、シャワーヘッドで散水はOkだけど、現在の蛇口から
別途シンク付蛇口を設置すると資格業者的な仕訳。要は水漏れ等 素人工事は不可って事
自分はDiyで架橋ポリでやりましたけど。闇営業ってやつです。架橋ポリは継手が高いけど施行が楽です。但し一般のホースとの互換が少なく、13aの塩ビへつなぎ、市販ホースで散水。ネットでは法令の関係か闇営業の記事は少ないかな。 ご参考までに。
水道管工事はDIYでやる予定ですが、資格が必要なのは知りませんでした!
水漏れの心配もあるのでプロに頼んだ方が無難かもしれませんね( *´艸`) まあじっくり考えてみます。