燃費が良いのはどっち?樫(カシ)と欅(ケヤキ)の薪くらべ!

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よし子
ねぇミーコ先生、ケヤキの薪ってカシ・クヌギに負けてないと思うの!
ミーコ先生
薪の王様はカシとクヌギって決まってんじゃん、どうしてそう思うの?
よし子
だって火持ちがいいし、熾きだってカキンコキンで長持ちするのよ!むしろケヤキの方が上じゃないかな?
ミーコ先生
ほう、よほどの自信だね。。。じゃあ実際に燃え比べしてみようや。
よし子
ええもちろん!カシ・クヌギにケヤキが入れば、三国時代の幕あけよー!!
ミーコ先生
薪社会に一石を投じるなよ、素人薪ストーバーめ!

というわけで、カシVSケヤキと題し、燃え比べをすることにしました!

 

果たして二大巨頭、樫(カシ)と椚(クヌギ)にケヤキが割って入ることはできるのか?

 

それではご覧ください。

 

樫(カシ)と欅(ケヤキ)の薪の比較

長さ35㎝、ほぼ同じ太さの薪を用意しました。乾燥期間も同じです。

薪
薪

重さ

重さ
重さ

カシが300g重いです、この差がどう出るか楽しみです。

水分量

水分
水分

その差3%。カシのほうが重いのによく乾いてます。どちらも燃やすには十分ですね。

 

↓水分計はファイヤーサイド製、精度はお墨付き。

いざ!カシとケヤキの燃え比べ

熾きの中に一本投入し、ストーブの温度を長い時間高く保てた方を勝ちとします!

 

どんな燃え方するのか楽しみですねー!

 

勝負の条件

炉内に熾きを敷き詰める
・開始時のストーブトップは200℃
・薪に火がまわったら空気量を2に絞る 

温度計
汚い温度計ですが一応動きます。

ストーブトップの温度は バイメタル式温度計と放射温度計の二つで測定し 高い値を採用します。

 

↑これがバイメタル式、熱による鉄の伸びで温度の目安がわかります。

構造が簡単だけに精度はイマイチなのが玉に瑕。

↑こちらは放射温度計、精密機械だけど意外に安いです(高いのもあります)。

精度は分かりませんがある程度近い値が出ていると思います。

レーザーポインターが当たっているところの温度を測定できます。

 

欅(ケヤキ)の薪を投入

さあまずはケヤキの番。

燃える

全体に火が回るまで約2分。

10分

10分後、外側全体が炭化してます。炎は少なめ、

15分

15分後。

20分後

20分後。

30分後

30分後。まだ原型をとどめてます。

35分

35分後。崩壊が始まりました。割れ目からガスが噴き出して一時的に火力があがってます。

42分

42分で熾きになりました。一部炭の部分もあるので完全に燃えきれてないのかもしれません。

ストーブトップはずっと200℃のままでした。

 

樫(カシ)の薪を投入

火が回る

全体に火が回るまで4分半。

10分

10分後、ケヤキに比べ炎に勢いがあり、炉内全体に行きわたってます。

15分

15分後、ストーブトップの温度が上がってます。

20分後

20分後、炎の勢いは止まりません。

30分後

30分後。

40分

40分で崩壊しはじめました。ケヤキと同じく一瞬火力があがります。

45分 熾き

45分で熾きになりました。ケヤキと比べ熾きが明るいです。

 

つまり高温状態を維持してるってことですね。

 

まとめ:ケヤキの下克上は失敗に終わる、しかしポテンシャルは目を見張るものがりました

 

温度と燃焼時間をグラフにしてみました!

グラフ

ポイントはストーブの温度、 カシは225℃まで上がりましたが、ケヤキは210℃まで、コレが熱量の違いですね。

 

熾きになるタイミングは近いので 「燃費」はほぼ互角でした。

 

感想ですが、

 

カシは 投入後炎を上げて燃えてくれます、あまりにも炎の勢いがすごいので、“もしかして早く燃え尽きちゃうんじゃ?”と思ったんですがその心配は無用で、なかなか灰にならない。

 

熾きになるまでずーっと同じくらいの炎をあげ続けてくれました。

 

そして熾きになっても真っ赤なまま!

しかも形をとどめたまま塊になってくれます。針葉樹のようにサクサク崩れてしまう熾きと違うんですね。

 

ケヤキは炉内が高温じゃないとガスが出ない印象。200℃以下だと燃焼が進まず炭になってしまう。

よし子
出し惜しみしてるけどノッてきたら止められない感じ!

ダッシュ力はありませんが、しっかり燃やして熾きを作ればそのあとは粘り強く熱を発してくれます。

 

ストーブの温度を上げるというより維持するのが得意、といった感じなので継ぎ足し薪としてつかうのがよさそうです。

 

というわけで結論ですが、、、

 

 

絶対王者強し、しかしケヤキも大健闘!って感じです。

 

とはいえ、どちらも1本で30分はおまかせできます。

 

ケヤキも薪としては最高の部類なんじゃないでしょうか?

よし子
木の種類によって燃え方が違うのはおもしろいね! 
この企画、シリーズ化していこうっと!
ミーコ先生
ランキング作ってもおもしろいね!

 

それではよい薪ストーブライフを!