皆さん薪ストーブの慣らし焚きしてますか?
こうやるんです!という明確なやり方をあまり見かけない気がします。
でも、そりゃそうですよね、薪ストーブは多種多様なんで慣らし焚きの方法も機種によって違うのは当たり前。
我が家のネスターマーチンS43B‐TOPの場合、こんな感じでやってます。というのを紹介するので参考になれば幸いです。
慣らし焚き 慣らし運転って?
簡単に言うと鋳物同士の馴染みを出す為や、徐々に熱に慣らす為に焚くことです。
鋳物は冷えた状態と熱い状態では体積が変化するので、しばらく温められてないものを急に高温にさらすと薪ストーブが驚いてしまい歪みや割れが生じる原因になります。
それを防ぐのが慣らし焚き。
どんなアスリートでも全力で競技する前に必ず準備運動しますよね、いきなり体に100%の付加をかけると関節や筋肉を壊してしまいます。
人間の体と同じく薪ストーブもデリケート、準備運動が必要なんです。
毎シーズン必要
新品の時には必ず慣らし焚きするのは有名な話ですが、実はシーズン毎に必要なんです。
オフシーズンでなまった体を元に戻すためのリハビリというわけですね。
慣らし焚きの方法
天板温度は200℃以内に
我が家の薪ストーブは 2年目のネスターマーティンS43B‐TOP。
いきなりですが知ってる方教えてください。呼び方はネスターマーチン?それともネスターマーティン? 分からないのでこの記事には混在させてます。
販売事業部はこちら↑
先ほど言ったようにいきなり高温で炊いてしまうとストーブへのダメージにつながります。
天板温度が200℃になるまでを目安にしましょう。温度計はB‐TOP部分以外の中央付近に設置します。
この時、温度をキープするために薪を追加する必要はありません。一旦200℃に達したらそのまま自然鎮火させます。
2回やってます
1回だけでは心配なのでストーブが完全に冷え切った後もう一度同じことをします。
慣らし運転に大事な薪を費やすのはもったいないので、我が家は木くずやスルメ薪や木端を投入し薪の消費を抑えています。
本当は針葉樹を焚き、サッと温度を上げサッと冷やすのがいいみたいです。
我が家は2軍薪で十分。乾燥しているのは大前提ですよ。
ちなみに今の部屋の温度は・・・
26℃。ストーブを焚く前です。こんな暖かい日に焚かなくても・・・って言われそう。
でも寒くなる前までには終わらせておきましょう。
まとめ:ストーブを長持ちさせるために必ずやっておこう
我が家の場合はこんな感じでやってます。
薪ストーブを大切に維持管理するために慣らし運転は必須。
特にネスターマーティンS43B‐TOPは気密性が重要なストーブなので、
鋳物の歪みや割れが生じてしまうとWOODBOX構造が崩壊してしまい良い燃焼ができなくなります。
いきなりMAXで焚きたい気持ちになりますがここはぐっと抑え、薪ストーブの気持ちになりゆっくりお付き合いしていきましょう。
今日の一振り
突然話が変わってすみません。
直径20㎝のコナラの枝別れがあまりにも奇麗に割れたので見てください。
斧で一撃だったのですごく気持ちが良かったです。
使ってるのはコレ↓
それでは良い薪ストーブライフを!
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