どうも、よし子です。
実家のIHクッキングヒーターからどのくらい電磁波が出てるか測定してみました。
この記事は
- IHってどのくらい電磁波出てるの?
- 発生源はどこ?
- 電磁波防止エプロンの効果は?
についてお伝えします。
IHクッキングヒーターの仕組み
まずはIHについて説明します。
IHは電気の力で物を食べ食べ物を調理する装置です。
IHのメリットは
- 火災の心配がない
- 天板がフラットで掃除もしやすい
- ガス代がかからないので経済的
いいとこだらけなので広く普及してます。
ではどうやって物を温めてるかと言うと
プレートの下に「 磁力発生コイル」というものがあって、それに電気が流れると磁力線が発生し鍋の電気抵抗によって発熱します。
説明を聞くと、磁力線や電流などいかにも電磁波と関係ありそうな言葉が出てきます。
なので電磁波は結構出てると予測できます。事実 IH クッキングヒーターの電磁波は問題視している研究家もいるようですし、ヨーロッパでは禁止とのウワサも!!
ちなみにIHだけじゃなくいろんな家電から発生してます↓
実際に測定してみた!!
論より証拠!というわけで実際に測定しました!
使った電磁波測定器はこれ↓
IHのスペックは以下の通り
メーカー | クリナップ |
型式 | ZEFR6Hシリーズ |
口数 | 3口 |
電源 | 200V |
まずはスイッチオン↓いきなりすごい反応
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最大火力で天板付近を測定します。
よー出とる!!
こんな感じで周囲をくまなく測定します。
電磁波を「見える化」してみた
周囲を10か所以上測定したところで、写真に落とし込んでみました。
もっとわかりやすくすると、、、
赤・100ミリガウス以上
オレンジ・5~99ミリガウス
青・5ミリガウス以下
ミリガウスの説明についてはこちら↓
シルエットは主婦をイメージ、身長165センチです。
正面に立った場合
わかりやすくすると、、、
普通に調理している状態でやればお腹あたりには100ミリガウス近くを常に浴びてます。それに足元や頭の近くまで飛んでますね。
およそ1 m離れればほぼ電磁波は無くなりますが、それ以内であれば電磁波を浴びてます。
わかったことをまとめると
- 電磁波は放射状に出ている
- 発生源は天板の下
- 1m離れればゼロになる
- 火力によって電磁波も変化
それぞれ解説しますね。
放射状に出ている
電磁波は発生源から放射状に飛んでいることがわかりました。
遠くなるほど弱くなり近づくほど強くなるってことです。
遮るものがなければ360度光を放つ電球のようだと考えればわかりやすいかもしれません。
発生源は天板の下
写真でいうところの☆マークの部分。鍋の付近が強いかと思いきや、
一番強く電磁波が出ていたのは天板下のグリル付近だったので、やはり磁気発生装置が発生源ですね。
1m離れるとゼロ
近くだとものすごい量をですが、1 mも離れればほぼゼロになることがわかりました。
距離をとるって大事なんですね!!
気になる人は、普段から少し距離を取って生活する心がけだけで電磁波を浴びる量をかなりおさえることができます。
火力によって強弱あり
火力を一の状態と8の状態で比べたところ、若干ですが電磁波の強さに変化が見られました。もちろん火力が強い方が発生する電磁波を大きかったです。
天板付近を測定すると、
火力1 | 35ミリガウス |
火力8 | 44ミリガウス |
電磁波防止エプロンの効果は?
以前Amazonで買った電磁波防止エプロンがあったので、どのくらい遮断できているかを確認してみます。
生地はけっこう薄く、タグにはよくわからない中国語が書いてあります。4千円で買いました。
ごく普通のエプロンって感じですが、本当に電磁波に効果あるのでしょうか。。。
意味なし( *´艸`)
この写真がすべてを物語ってます。めっちゃ透過してますね。
ここでわかったのは安物の電磁波防止エプロンは要注意ってこと。
全てのエプロンがダメというわけではありませんが、きちんとエビデンスのあるモノや信頼できるメーカーが作っているものであれば効果があります。
それらのエプロンは比較的高価なので、高い=信頼性という目線で探すといいかもしれません。
おススメはこちら↓
IHクッキングヒーターからの電磁波測定のまとめ
いかがでしたか?
測定器からも分かるとおり本当に電磁波は出てますね。「見える」することでイメージも湧きやすかったんじゃないでしょうか?
しかし、電磁波に対する人体の影響はまだ解明されてないのが実情です。 IHにはメリットがたくさんあるので、過度に電磁波をおそれて使わないのはもったいないです。
どうしても気になるなら、IH から距離を置く、電磁波防止エプロンを使う、など対策はあります。
最後にIHから出る電磁波の特徴をまとめておきます
- 電磁波は放射状に出ている
- 発生源は天板の下
- 1m離れればゼロになる
- 火力によって電磁波も変化
これらを理解して効果的に対策してくださいね、
それではっ!