- どこで取れるのか
- 木の見分け方
- どんな場所にいるのか
- 季節はいつ頃か
- 採集ポイントは
つまり、自然界にいるカブ・クワを捕獲するための本です。
本の種類は3つある
カブ・クワ系の本は大きく分けて3種類あります。
- 飼育本→卵から育てる方法、成虫の飼育方法
- 採集本→野生のカブ・クワを捕獲する方法
- 図鑑→カブ・クワの標本を掲載
内容はざっとこんなかんじですが、中には飼育と採集を掛け合わせたハイブリッド本もあります。
カブトムシやクワガタムシに関する本はたくさんあり、その中で自分の希望に合う本を選ぶのは重要です。
採集したいのに、飼育の内容だった、なんてことにならないようにしなくてはなりません。
でも、内容は買うまでわかりませんよね、、表紙からもある程度しかわかりません。
そこで、アタイが読んだ中で、「採集寄りだな」と思った本を紹介します。
採集に特化した本おすすめ6選
というわけで、中には文献のように詳しく書いてある本もありますが、字が多すぎて読みづらいです、、、
なので、写真多めの、大人も子どももワクワクできる本をえらびました!
クワガタ採集大作戦
- 小学生向け
「あ〜さん」は、クワガタ採集の人気ホームページで知られる昆虫マニア。その独自の情報と裏技を大公開して、インターネット時代の父と子のための「必ずクワガタが採れる」ガイド本が生まれました。写真とイラスト満載、また全国の採集地マップ付きだから、びっくりするほど実戦的。思い出に残る夏休みが作れます。
ただ、採集に関する基本的な内容は網羅しています、その反面ガッツリ専門的に採集したい人には向いてません、あくまで最初の一匹を捕獲するための本 という感じです。
ただ、この本、品切れで、重版は未定だそう、、、 せっかくいい本なのに、値段が高騰しちゃってます。Kindleにもありません、、、( ;∀;)
なかなか出会える本じゃないので、まずは図書館めぐりしてあればラッキー、なければフリマサイトなんかでチェックするといいですよ。
天然オオクワガタを求めて
- 中学生~大人向け
オオクワガタを育む自然はどのような状態なのか。その答えを求め続けた採集記です。一緒に採集している気分になれる採集記を作ってみてはどうかと考えました。 リアリティーを出すために画像を多くし、採集ポイント全体の環境やどうしてこのポイントに狙いをつけたのか、歩きながら何を考えているのか、四季でポイント一帯はどのような変化をするのか、そして、過去はどのような状態で採集できていたのかなど、採集しているイメージがよりリアルに浮かび上がる採集記にしたいと思いました。
出典:Kindle
ターゲットをオオクワガタに絞った本ですが、オオクワガタが捕獲できる環境は当然他のクワガタも採れるので、場所探しの参考になること間違いなしです。
特長は、採集の様子を時系列に沿って細かく記載してくれてるので、あたかもその場にいるかのような感覚になり、採集のワクワク感を共有できます。
見つけよう!育てよう! カブトムシとクワガタ
- 小学生向け
体や成長のしくみを写真やイラストを使って、わかりやすく解説。図鑑ページでは、国内・海外の人気カブ&クワが合わせて58種類もせいぞろい。カブ&クワにはじめて触れる小学生にもよくわかるように、見つけ方と飼い方を、くわしく楽しく説明。 出典:Kindle
採集・飼育・図鑑がこの一冊に詰まってます。
カブクワの生態を写真やイラスト多用し、分かりやすく説明しているので小学校低学年のお子さんにはおススメの本です。
超入門クワガタ採集
- 小学生~大人向け
このブログでも何度か紹介してます。
特に樹液の吹き出たクヌギの写真がそそります、
個人的には「樹液ダラダラの木の写真」ばかりで興奮します。
そんなクヌギそうそうあるもんじゃないですが、実際にあることをこの本が証明しているので、自分も秘密の場所をみつけてやるぞ!という気持ちにさせてくれます。
家の近くもこんなクヌギの木ばっかりだったらいいのになぁ、、、
Kindleにもたくさんあるカブクワ本
電子書籍は読みたい本をスマホやパソコンで探せるので、効率がいいです。
≫Kindle Unlimitedだと200万冊以上が読み放題なので、たくさんのクワカブ本出会えます。
先ほど紹介した本もKindleで読めるものばかりです。
しかも今は30日無料体験キャンペーン中!
Kindleにしかない書籍2選
Kindleでしか読めない本もあるので、2冊紹介しますね。
初心者でも取れるかぶとむし・くわがた採取のポイント: ~子どもの「欲しい」を実現!!
- 中学生~大人向け
子どもが「カブトムシを取りに行きたい」と言われて、取り方のわからないお父さんに向けて、
私が2020年と2021年までにどうやってカブトムシとクワガタを採取したのかを文書化したものです。
私は、小さい頃に、カブトムシ・クワガタムシを親と一緒に取りに行きましたが、ほとんど取れた記憶はありません。
そこで、ユーチューブやブログを参考にして、自分なりの方法論を考えて、約1年間実践しました。
出典:Kindle
これぞ、採集本!子供のためにカブトムシを捕まえてあげたいお父さんに向け「ノブチューバー」さんが放った一冊。
「一緒の境遇だよ」という方は是非読んでください。
採集ポイントの探し方からコツまで詳しく説明してくれてます。
読者の評判↓
30代子持ちパパさん
子供にカブト虫が欲しいと言われて、困っていたところ偶然見つけました。
本に書いてある内容を今から実行して、夏に取れればいいと思います。
がんばります。 出典:Kindle
いしださん
男の子がそろそろ、虫に興味を持ちそうでしたので、読みました。
そうやって捕まえるんだと思いました。
少し気にして、生活してみようと思います。 出典:Kindle
オオクワガタ採集記: 朽木割り採集・灯下採集・樹液採集の世界
天然物のオオクワガタ採集の魅力に目覚め、山梨県の甲府、福島県の桧枝岐、佐賀県の神崎郡そして、熊本の各有名産地を回り始めているうちに、いつの間にか20年以上の月日が経ちました。
熊本では、オオクワ仲間と年間100回の採集にチャレンジしました。
山梨県甲府地域では雪に足を取られ体力の消耗もあり、今日はもう採集をやめようかと小高い丘を見上げた時、日当りの良い所にポツンと立っているクヌギが目に入りました。
夢中で縦横に走る食痕を追っていくとボコッと朽木が剝がれた瞬間、蛹室が現れ、初めてオオクワガタメスの成虫と出会いがありました。桧枝岐の採集は自然の影響が大きく、今日はいい感じかなと思っても採集できなかったり、雨が降り続けダメかなと思った時に大型のメスが採集できたりと、いつ自然が微笑んでくれるかわかりません。桧枝岐の自然は一度として同じ顔を見せず、通えば通うほど深い自然を見せてくれます。
佐賀県神崎郡では、柳にオオクワガタがいます。柳の木は、朽ちていないと打ち込んだ斧を持った腕が痺れるほど堅い木です。クリーク沿いの朽ちた柳の木から、多くの幼虫を得た時「本場神崎産遂にゲット」とオオクワ仲間と大いに盛り上がりました。
20年以上にわたるオオクワガタ採集のエキスを本書により味わって頂き、益々オオクワガタの世界とその魅力にはまって下さい。
- 中学生~大人向け
クワガタ採集歴20年のキャリアを持つ「二見龍」さんの書籍です。
クワガタの生態を研究し尽くしいて、天候や季節、木の種類に応じて、アプローチ方法が違ったり、別の採集者の行動パターンを把握したりと、採集を心から楽しんでいる様子がビシバシ伝わってきます。
賛否両論ありますが、「材割採集」なんかもやっていて捕獲のための様々な方法知ることができます。
読者の評判↓
takatakaさん
筆者のオオクワガタに対する強く・熱い情熱を感じる1冊で、楽しく一気に最後まで読んでしまいました!
多くのオオクワガタ愛好家がいる中で、ここまで自身の体験を記した本はあまりないのでないでしょうか。
また、別の採集者の行動パターン等を分析しながら採集している部分が、通常とは違う視点での昆虫採集を拝見でき面白かったです。 出典:Kindle
アマゾン愛好家さん
オオクワガタ採集歴20年のオオクワガタ採集記は、読み応えがありました。
九州のオオクワガタの採集時期が早いのに驚きます。
山梨甲府地域の採集は、自分がオオクワガタを求めて採集している感じで読めます。 出典:Kindle
カブトムシ・クワガタムシの採集本おススメ6選のまとめ
採集のことが多く書かれている本をピックアップしました。「読んでみたい」本はあったでしょうか?
カブトムシ・クワガタムシは本当に奥が深いです。
採集・飼育・図鑑、それぞれのジャンルで一冊の本ができてしまうぐらいです。
だからこそのめり込む人が多いのでしょうね。
「どれを選んだらいいかわからない」という人はとりあえず ≫Kindle Unlimited でいろんな本を読み漁ってみるのが一番いいと思います。
「数撃ちゃ当たる」でたくさん本を読めば、自分が読みたい内容の本に出会える確率も高まりますからね。
後は本を読むだけでは一匹も捕まえることはできません。本を読んだ後にどう行動するかが大事です。
本はあくまで最初の一匹を捕獲するための手助けにすぎないからです。
大事なのはフィールドに行くこと。
最初は捕獲できず、失敗することもあるでしょう。ただその失敗も決して無駄ではありません。いる「ここにはいないんだな」っていうことがわかりますし、それはあなたしか知らない情報になります。
また別の日に同じ場所に行くと今度はいるかもしれません。
そういう経験を積んでいくことで、自ずとクワガタカブトムシがいそうな場所が「感覚でわかってくる」ものです。
そうなる頃には、採集の世界にどっぷり浸かり込んで、いつの間にか周りから「クワガタ名人」なんて呼ばれていたりします。
それではよい採集ライフを!!