善は急げ(‘ω’)ノ でしょ。
とても気になったので詳しく聴取したわ。
↓↓ここからは旦那の体験を綴ります。それではレッツラゴー!!
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突然ですが、運命の出会いっていつ訪れるかわかりませんよね。
不動産投資の勉強を始めて1か月、、、まさかその日に物件を購入するとは、、、
そんな「ラブストーリーは突然に」的な1軒目購入のエピソードをお話しします。
正直勢いで買ったようなものなので、今思えば危ない橋を渡ってたと思います。でも、これを読んで「こんな短絡的なやつもいるんだー」と思っていただければ、 なかなか1軒目を買う勇気が出ないあなたも、気楽に物件探しができることでしょう!
運命のボロ物件に出会う日の朝
さわやかな秋晴れの9月某日、珍しく朝から自由な時間が取れたので、実家の近くの不動産屋に行ってみることに。
最近「地元の不動産屋をしらみつぶしに回るキャンペーン中」で、ちょこまかと動き回ってます。
地元の小さな不動産屋って、まだレインズに載せてない物件を持ってたりして、先月は駅近で80万の非公開物件を紹介されたこともあり、、、(まあ35万で指値したら断られたので断念した)
またそんなのがないかと期待に胸を弾ませていたのです。
さて、この不動産屋は
- 小規模
- 住宅街に溶け込んでいる
- 初めて通った人が不動産屋と気づくかは五分
- メイン通りから外れている「ぽつんと不動産屋」
メイン通りに行けば不動産屋はたくさんあるので、正直誰がここに行くのだろう、(失礼)と思う立地。
しかし、僕はこの不動産屋に3つの光を感じていたのです!
- 実家に一番近い
- 小さいころからあった
- 地域住民の信頼が厚い
実家に一番近い=うちの両親と知り合い、少なくともどこかで知り合いなどの共通点があるはず、すなわち話が弾む→激安物件紹介
小さいころからあった=この立地で何十年もやってきているのだから地元の情報に強い→激安物件紹介
地域住民の信頼が厚い=この近辺で売地・売家があればかなりの確率でこの不動産屋の看板であることが多い→在庫多数→激安物件紹介
そう、この3つの光の目指す先は同じ「激安物件紹介」なのです。
今はまだかすかな光でも、最後は暗闇を明るく照らす一筋の流れ星になるかもしれません!
ちなみに偉そうなこと言ってますが、まだ持ち物件0です(‘Д’) 調子に乗った文を作るのは得意分野なので。
ボロ戸建てを紹介してもらう
僕は勇み足で愛車の「スーパーキャリイ号」を駐車場にぶち込み、車から降りました。
でも小心者&恥ずかしがり&コミュ障のトリプルパンチなので、当然「なんかいい物件ないっすかー?」といきなり店に突入する勇気などなく、、、
まずは入り口の前にある掲示板の前に立ち、色あせ文字もろくに読めないマイソクをさも興味深く読み込むふりをしながら、外に人がいることを察知してもらう作戦に出たのです。
すると中から中年のおばさんがでてきて「おはようございます。 何かお探しですか?」と思惑通り声をかけていただくことに成功!!!
声をかけられちゃ仕方ないので笑、マックカフェ的な軽い気持ちで中へ入ることに。
その時すでに店員の年齢層を察知していた僕は、「おはようございます!」 と大きな声で挨拶し、高齢者に印象の良い体育会系キャラをアピールすることでさりげなく気に入られる確率をアップさせたのです。
それに緊張をほぐすのも大きな声が一番ですしね!
店内は机が四つとカウンターが一つ、やはり典型的な地域密着の小さな不動産家で、店内には二人の従業員。
一人目は、最初に声をかけてくれた還暦はとうに過ぎであろう白髪混じりで品のいい女性事務員。
スリムな金縁のメガネがよく似合い、 自分を分かっているからこそのフレームチョイス。あと30歳若ければ口説いてたかも。
ちびまる子ちゃんの“たまちゃんのお母さん”を実写化したらきっとこんな感じだとおもう。
んでもう一人は、椅子に座ってひたすら一点を見つめている老人。あまりにも視点が動かなすぎて 目が見えているのかわからない。
白髪はフサフサ、紺色のカッターシャツの第1ボタンを外し、そこから見えるよれた肌着が何とも言えない哀愁を漂わせている。
僕「この辺で安い物件はありますか?」
女性「賃貸アパートをお探しですか?」
僕「いえ、安い戸建てをリフォームして賃貸にする予定です、いい物件ありませんか?」
こういう時には嘘をつかずに正直に話す。潔く“投資目的”と伝え、金の亡者っぷりをアピール!
それに言ったところで対応は変わらないし、彼らは売買さえ成立すれば、売り主買主の事情はどうでもいいからね。
女性「安い物件ねぇ、750万の戸建てがあるけど、どう?」
僕「ちょっと予算オーバーですねぇ、、、(収穫なしかぁ)ありがとうございました。」
帰ろうと回れ右したその瞬間。
老人「 あそこが150万円で売りに出てるよ」
えっ? 150万??
不動産投資初心者あるあるの「買いたい病」の僕に“150万”という響きは、 まるでピアニストが奏でる春のワルツのように聞こえたのを覚えています。外は秋なのに店内だけ春という奇怪な現象が起きたのです。
どうやら話の主導権を握っているのはこの老人、社長らしい。
(そういうのを探してたのよ!150万なら十分射程圏内!)
僕は色めき立ち
僕「興味あります、どちらの物件ですか?」
社長「この前出たばっかりでまだ公開してないんだけど、えっと資料は」
と言いながら事務所の奥に歩いて行った。目は見えているようだ。
物件のスペックは以下の通り。
- 築50年
- 木造平屋
- 3 DK
- JR 駅まで徒歩3分
- 駐車場なし
- 徒歩40秒で月極駐車場あり
立地に関しては、本を読み漁って得た「客付けしやすい物件」の条件を満たしてます。
ただ、駐車場が無く、袋小路なのがネック、だけど徒歩40秒で月極駐車場があり、しかも現在は空いている!!
とにかく立地が良い!!
「僕のマイホーム よりも利便性がはるかに良い!できれば僕が住みたいぐらい!よし買おう!」
「いや、ここでフライハイしてはいけない。さすがに最初の一軒目でノールック買い付けは危険すぎる!!」
「いいのは立地だけで、建物がとんでもないパターンもあから、ぬか喜びは禁物だよね!」
この自問自答を1秒で繰り広げた。
気になりすぎて外観だけでも確認しにいく
実は今日、11時半から別の物件(80万戸建てと呼ぶ)の内覧予約を入れており、事務所の奥に掛かっているちょっとアンティークな時計をみると。
今は9時半、まだ時間はある、、、よし、とりあえず外観だけでも見に行こう!
と思い、「自分で外観だけ見ていきます、内覧したいときまた来ます。」と伝えスーパーキャリイ号で現地へ向かうことに。
現地近くの側道に車を停め、期待と不安を胸いっぱいに抱え奥の小道へ歩を進める。
子供の頃よくやってたスーパーの入り口にある100円ガチャ、
小遣いの100円玉を握りしめワクワクしながら引きにいっていたのをふと思い出した。
当たりはドラゴンボールの時計、ハズレは得体の知れない人形、キンケシをひどくダメにした感じ、つまりゴミだね。
ダイヤルを回しきるまで何が出るかわからない。そのワクワクに近い感覚が今よみがえり全身を駆け巡った。僕は今、ガチャのダイヤルを回している途中なんだ、と思うとこの物件が、当たりな気がしてならない!!
そりゃそうだよね、ハズレを引こうとしてガチャするやつなんていないのだから。
そばまで来ると、だんだん概要がわかってきた。
この物件は近隣住民3世帯と共同で通行地役権を設定し、その通用路の奥に建っている。
だからそれだけ価格が安い、もちろん私道にしか面してないので再建築不可。
まあ、この辺の坪単価は13万~で、この物件は2万。
これだけ安いのは何か理由があるとは思ってたけど、、、
でもこれって大した問題じゃなくない? 地役権は近隣住民3世帯と仲良くすればいいだけだし! まあどんな人かによるけど。
問題は建物だよねっ
今にも崩れそうなのに再建築不可じゃ厳しいし、解体するにも金がかかる。要は物件の状態次第ってわけ。
その通路の奥に物件はひっそりと立っていた 。
平屋で外観上の不具合はない
- 屋根 窯業瓦
- 外壁 吹き付け 白
- アルミサッシ
- 汲み取り
- 縁側あり
- 庭付き
南と西側に民家があり、隙間は狭いが北と東は開けている。風通しも悪くなさそう。
すでに80万戸建ての内覧などどうでもいいと思っていたのは秘密。
「今すぐにこの物件を内覧したい 」という衝動と、「内覧してよかったら買っちゃうの??どうすんの?」という不安が脳内をかき乱すまさに「冷静と情熱の間」のさなか、ふと時計を見るともう11時を回っていた。
「しまった!内覧に遅れてしまう!」
僕はスーパーキャリイ号のアクセルを床が突き抜けんばかりに踏み込んだ。どうしてかこんな時に限って大便をしたくなる。
しかし時間がない。不動産屋を現地で待たせるなど、言語道断。
運転しながら、肛の門からプスプス溢れるガスを捌く、という高等技術をこなす。 ガスは出してもよいが本体を出してはいけない、その選別が難しい。
はっきり言って80万物件のことはほとんど覚えてません。
唯一印象にあるのは、案内してくれたお兄さんの整髪料の匂いと、売り主が早く手放したいそうなので、ぶっちゃけかなりの指値が効きそうだってこと。
まあそのくらいパッとしない物件でした。
そうそうに内覧を終え、もときた道をべた踏みで戻る!すべてはさっきの戸建てを内覧するため。
肛門はすでにマヒしている。このままでは圧迫され続けた前立腺にも悪影響が出そうだ。が、内覧が先だ!
子供の頃、NHKで犬ぞりレースのドキュメントを見たとき、う○こを漏らしながらそりを引き続ける犬がいたのを思い出しました。 「そりを引く」という使命感が、生理的欲求の「排便欲」に打ち勝った瞬間を目の当たりにしたのです。しかも犬が。
今の僕はまさにこの状況と同じなんだ。犬より高等動物の人間にできないわけない!と自分を鼓舞した。
不動産屋に内覧したいと告げる
先ほどの不動産屋に戻り、「内覧させてください」と告げた。80万物件の内覧がなければもっと早くこの言葉が言えただろう、ずいぶん遠回りした気がする。
するとたまちゃんのお母さんが、「鍵あるよ!一緒に行きましょう」と言ってきた。
やっほーはやく見にいこー!!
こうして少しの距離だけどたまちゃんのお母さんと「ドライブデート」と相成った。助手席に妻以外の女性を乗せるなど一体何年ぶりだろう。
スーパーキャリイ号のエンジン音もこころなしか高い気がする、まるで二人のデートを祝福するかのように。。。
さて、この物件のいいところはおさらいしよう
- 駅近
- 国道近い
- 月極め駐車場が徒歩40秒
- 内装外装綺麗
- 残置物なし
玄関のカギを開けて中に入ると
玄関
廊下
洗面
トイレは汲み取りではあるものの簡易水洗トイレ。
台所も広い 、風呂もそこまで汚くないし洗濯機置き場もちゃんとある。床のふわふわなし、残置物もなし。
正直、無知な私から見ても、カビのにおいさえどうにかすれば、今すぐ住めると思ったほど良かったのを覚えてます。
はじめての指値交渉は失敗
内覧中、今すぐにでも買いたいという衝動を抑え、「本当は満額でも買いたいですがリフォームにお金がかかります。」
とさりげなく値引きの伏線を示唆しました。
そしてついに
「クロスの張り替えとブレーカーの容量アップの代金を見込んで10万円かかりますですので10万円引きの140万円にしていただけないでしょうか。」
と勇気を振り絞って伝えた。150万→140万の指値交渉です。
たまちゃんのお母さんも「来やがったか」という顔をしてこちらを向き、最後まで黙って話を聞いていた。
すると社長がすかさず「ここは元々200万だったのを150万にしてもらった、これ以上は厳しい、150 万で買いなさい。」
と諭しにかかってきた。気弱な僕は、ここで押し通す勇気もなく、、、結局満額で買い付けを入れることになりました。つまり指値交渉失敗ってこと!
一方たまちゃんの母はというと、意外に「壁紙の張り替えとブレーカーたった10万でなおせる?」というお気遣いの言葉をかけてくださりました。
これは予想外で、たまちゃんの母さんは、指値交渉を受け入れるつもりだったということなんですね。
はじめての買い付け証明
僕「あの買付証明の印鑑がなくても大丈夫ですか?」
たまちゃんの母「印鑑がなくてもできますよ」
そしていよいよ押印の時、ここで初めて買付証明書というものを見ました。
薄っぺらーい用紙でちょっと斜めにプリントされた文面。書く内容は重いのに、こんなに軽くペラペラなギャップがなんとも滑稽。
住所、氏名、金額を順に記入するけど、ペンを持つ手が震えが止まらずなかなか書けない始末。
実はこの物件、2軒目の購入なのですが 一軒は個人売買だったので不動産屋を介しておらず、実質不動産屋から購入するのは初めてなのです。
結局買い付け書を書いて帰宅したのは午後2時半。実に目まぐるしい一日でした。
帰りのコンビニでようやく脱糞、しかし長年共にした戦友との惜別の別れのようでコンビニのトイレ内はしんみりムードに。僕は流されていく便を最後まで見送り、見えなくなってもなお手を振り続けた、、、
本契約は一週間後、
それまでに代金を代金手数料諸費用を揃え住民票印鑑を持って行かなければなりません。
まとめ とりあえず買ってみた的なノリ
こうして僕のボロ戸建て購入は唐突にやってきたのであります。
その日のうちに紹介されてその日のうちに買う、完全に勢いですね。これが吉と出るか凶と出るかはこうご期待!
まあ後で、いろんな不具合が見つかり、早速「凶」の雰囲気プンプンですがね( *´艸`)でもまあ多少の失敗は覚悟してます。
後日記事にアップしますね!
この記事が、1軒目がなかなか買えないあなたに「よし、とりあえず買ってみるか!」という勇気を与えられたら幸いです!
次回は契約当日ついてお伝えいたします。
それではバイならっ!!!
アタイのDIY好きが高じ、「投資も兼ねて、家一軒リフォームしたい!!」と思いはじめたことを、思い切って旦那に告げたの。
当然「何言ってんだ!」と怒られるかと思いきや
意外にも乗り気だったので胸をなでおろしていたのよね。そしたら本当に家を購入してきたの
もう一度言うよ、
何の相談もなく勝手に家を購入してきたのです!!
近所のスーパーに買い物行く感覚で家買うか普通。レスポンスよすぎやし!!