どうも!よし子です。今日はチェーンソーの「目立て」についての話。
目立てっていうのは刃を研ぐこと。
チェーンソーのチェーンはカンナのような刃がたくさん付いており、それが回転することで木を削っています。
高速で回転するので、私たちの目からはまるでスパッと切れているように見えるんですが、実は刃の1枚1枚がほんの少しずつ削り取っているんですね。
まさにちりも積もれば山となり、ついには大きな木さえも倒してしまう。というわけです。
つまり、スムーズに木を切り倒すには常に刃が鋭い状態であることが条件で、刃が悪いととたんに切れなくなります。
そう、チェーンソーを使う上で絶対に避けて通れない道、それが「目立て」なのであります。
目立てに必要な道具
刃を棒やすりで研いでいくわけですが、角度や起こしが難しいんですよね。
私は常に同じ角度で研げるよう、ガイド付きのものを使ってます↓
固定用のバイスなんかもあれば便利↓
目立て台の作り方
早速目立て台の作り方ですが、特別な道具は一切必要ありません。
先ほどの固定バイスも不要。
まずは、玉切りにした丸太を用意します。
チェーンソーでガイドバーの半分が埋もれるくらい切り込みます。
これで完成!!
はやっ! たったこれだけー!?
使い方はというと、
ガイドバーを先ほどの切り込みに入れこむ!たったこれだけです!
感想ですが、簡単なわりにシッカリと固定できており、この方法なら山林内の切り株も目立て台に変身できちゃいそう。
作業現場でちょっと目立てしようと思った時、固定道具がなくてもその場で作れる。
これはメリットですねー。
目立てはチェーンソーの固定が一番重要!
大事なのはやすりの角度? 棒やすりの質? デプスゲージの削り幅?
いえいえ違います。
チェーンソーがしっかり固定されていること
これが1番大事。
言い換えればどんな達人でも固定できてないチェーンソーは上手く研げないというわけ。
ここでワンポイント。
ガイドバーとの間に枝を挟むことで、さらにがっちり固定することができます。これでソーチェーンも動きません。
まとめ:目立て台を使って正しい目立てを覚えよう
目立て台の簡単な作り方を紹介しました。
私はまだまだ目立て初心者ですが、何事も経験とはよく言ったもので、日々研いでいくことで少しづつ上達しているのが分かります。
上手く研げた時はチェーンソーを使う時間が短くて済むので疲労しません。261cはただでさえ重いので切れないときは肉体的にも精神的にもストレスなんですよねー。
この台は簡単に作れるのでぜひやってみてくださいね!
今日の一振り
なんと、三つ又ですよ。樹種は「栗」です。
枝別れのどアップ。よく割れてくれたもんです。