皆さんは狙った位置に穴を開けるときどうしてますか?
「この辺かなーー」と思ってやみくもにドリルで穴を開けると、斜めになったり穴の位置がずれたりして失敗してしまいますよね。
場合によっては取り返しのつかない事態になることもあります。
では、失敗せずに正確に穴を開けたいときはどうすればいいでしょうか?
そんな時、「ドリルガイド」というとても便利な道具があるんです!
「ボール盤」は高いし重いし、、、なかなか手が出ない。
でも「ドリルガイド」ならコスパもいいし持ち運びも簡単なのです。
ドリルガイドを使えば正確に穴あけできる
穴を開ける時ドリルを使いますよね、そのドリルに組み合わせて使う道具がドリルガイド。オプションみたいなものですね。
刃の進む方向を固定できるので 狙った位置に・正確な角度で・きちんと穴あけができます。
SK11ワンタッチ式ドリルガイドSIDG-1
アタイが購入したのはこれ、「SK11ワンタッチ式ドリルガイドSIDG-1」
SK11は 「藤原産業」という日本のメーカーで、主に大工道具や工具園芸用品などを製造しており、工具部門を 「SK11」というブランドで展開しています。
ドリルガイドの外観
幅150mm、高さ390mm、奥行き35mm、重量は800gです。
持ってみると、大きさの割に軽く感じます。
材質は、黒い部分は金属。灰色の部分は樹脂。樹脂の割合が多く軽量化に一役買ってます。
しかし樹脂でも決して貧弱でなく、厚みを持たせてあるので、よほど力が加わらない限り割れたり曲がったりする心配はないでしょう。
裏面の説明↓丁寧です。
さて実物を見てみましょう。
なんともメカメカしい佇まいですね。
両サイドの黒い棒をスライドする形でドリルの刃とドリルが取り付けられ、穴を開ける仕組みです。
「深さ調整ストッパー」で穴あけ深さを調節でき、スライドを止めたい時に「スライド固定ネジ」も付いています。
ドリルガイドを設定する
それでは穴あけまでの設定をやっていきましょう。
穴あけの角度を決める
まず穴あけ角度を調整します。 前後45度の範囲で調整できます。 垂直に開けたい場合は0の位置に合わせます。
横に角度の目盛りがあるのでそれにマークを合わせ固定します。
穴開け時、角度がずれないよう、しっかり締め付けるのを忘れないようにしましょう!
ドリルガイドにドリルを取り付ける
ドリルはマキタ HP 1640 FK です。
ドリルの取り付けは、六角軸6.35mm なのでそれに合うドリルであれば取り付け可能です。
刃の取り付けは「チャック式」でワンタッチです。
固定ピンを使ってドリルガイドを固定する
固定ピンでドリルガイドが動かないようにして穴あけします。
通常は、下の写真のように少しだけ先端が出ていて、この先端を木材に食いつかせてずれを防いでいるんです。
今回は、木材を挟みこめるように、固定ピンを逆さまに取り付けます。
取り付けるとこんな感じになります。HP 1640 FKとの組み合わせ、かっこいいー!( ゚д゚)ウム
少しドリルの方が大きいように見えますね、もう少し小さいドリルでもいいかもしれません。
今回は、小屋の基礎のアンカーボルト穴を開ける為に使用します。
木材の上にドリルをセットしたら下のピンが当たるように角度を変えます。するとドリルの刃の中心が自動的に木材の中心にきます。
アタイは中心に穴を開けたかったので、寸法を測る手間が省けました!
ドリルガイドで垂直に穴をあける
いよいよ穴あけです!
開始時は、ドリルが上の方にあり、重心が高いのでバランスが悪いです。
片方の手はドリル、もう片方はきちんと台座を押さえておかないとズレます。しっかり押さえましょう。
「誰がどう見ても垂直!」と言わんばかりの穴があきました!
深さは 110 mm 以上あけることこが可能です。マックス深さは分かりません。
ドリルガイドで丸棒に穴をあける
このドリルガイドは、丸棒にもきれいに穴を開けることができるんです。
そういったものに穴をあけるときは、固定しずらいのと、ドリルの歯がきれいに入りづらいため失敗する可能性が高いですが、このドリルガイドなら大丈夫!
試しに丸棒に穴を開けてみましょう。
↓この溝を利用します。
乗せて固定したら・・・
棒を持って穴あけ!!
グッジョブ!!
ここで注意点。大きな部材や、溝にはまらない部材は穴あけが難しいです。
なおロングビットは部材を入れる隙間が無くなるので使用できません。
となると穴あけできる丸棒のサイズが限られてくるので、この使い方はおまけ程度と考えておいた方がいいかもしれませんね。
まとめ
いかがでしたか?
素人でも正確に穴を開けることができました。文明の利器とはすごいものです。
このドリルガイド、コスパもいいので買っておいて損はないと思います。
思ったように穴が開けれなくて困っている方、ドリルガイドで解決してみてはいかがでしょうか 。
それではよいDIYライフを!
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