なかなかうまくできてるね。
オンデュリンクラシックシートは、軽くて丈夫で50年持つ魔法のような屋根材といわれているね。
使ってみてどうだったニャ?
うん、トタンに比べてすっごく軽いし、ホントいいことずくめよ。
ただ一つを除いては、、、ね。
ただ一つって、言い方がこわいニャ。
もしかしてノコギリで切ると刃がつまって切れなくなっちゃうことかニャ?
ノコギリを加熱するとズバズバカットできる!
普通のノコギリと熱いノコギリで比較してみました!
使うのは普通のノコギリ。 DIY用で結構です。
オンデュリンを普通のノコギリで切ってみる
まあ想定内ですが切ってみると、、、
このように ねっとりしたタール繊維が刃の間を埋め尽くしてしまい、途中で切れなくなっちゃうんですねー。
30㎝切っただけでこの状態に。しかもこのネトネトなかなか取れないんですよ、、、
一山一山刃に詰まったカスを取り除くのは精神的にやられますし、やっと取り除いて切り始めてもすぐに詰まってしまい再度取り除くという恐ろしい無限ループが待ち受けてます。
こうなると手の筋肉がつかれて動かなくなるのが先か、爪が剥がれるのが先かの勝負に。
まあいつかは切り終えますが、その後たいていの人はオンデュリンを見ただけで蕁麻疹がでそうになるほどのトラウマになることでしょう。
丸ノコを使っても結果は同じです。
刃がネトネトになってしまい使えなくなります、しかも丸ノコの刃ってわりと高いんですよね、
まあCRCなどの潤滑オイルで滑りをよくしてから切っても多少はマシですが、「目詰まり」は避けられないのです。
オンデュリンを熱したノコギリで切ってみる
ガスバーナーで刃を2~30秒あぶってから切ってみました。
というわけで動画をご覧ください!(音が出ます)
最初にこの動画載せろよ!との声が聞こえてきそうです。
はい、この動画さえ見ればわざわざ記事にする必要はなかったでしょう、すべてが詰まってますからね。
しかし弱小ブロガーなりに何としても記事にしたかった想いがあり、ここまで引っ張らせていただきました。もったいぶってスミマセン。
でも違いは歴然だったでしょう?
錆びた剣を鍛冶屋に出したら伝説の剣になって返ってきたかのようです。
熱を加えることで 繊維がポロポロになって粘着力が無くなり、目詰まりしなくなるのです!
サラサラした細かい切りくずになるので刃が詰まりにくくなるのですね。
アスファルト繊維は熱が加わると粘着性が失われるようです。
オンデュリンを直接火であぶるのはNG
オンデュリンの素材は セルローズと瀝青(れきせい)
どちらも炭素が原料なので火を近づけると燃えちゃうんですね。
あたためれば切りやすいんでしょ?ってことでオンデュリン自体を直接バーナーであぶることはやめましょう!
↓ホームページに注意事項が記載されてます。
オンデュリンの切り方 すばやくカットする裏技 のまとめ
いかがでしたか? 切るのに苦労していた方は目からウロコだったのではないでしょうか?
カットさえうまくできればホント非の打ちどころのない屋根材なので、DIYで小屋作りを考えている方にはおススメです。
↓値段もお手頃。1枚が大きいので単価はトタンと同じくらい。
↓施工する際は専用キャップで雨仕舞しましょう。
オンデュリンを切断する際は 熱いノコギリがキーワードですよ。
ぜひ試してみてくださいね!
素晴らしいお知恵、
ありがとうございます‼︎
早速実践、難なくカット出来ました。
重ねて、ありがとうございます‼︎
ちん婆様、メッセージありがとうございます!!
なんだかんだでこれが一番手っ取り早いのかもしれませんね! においは強烈ですが笑