井戸に手動ポンプを設置!見た目と実用性を両立させる!

アイキャッチ

 

よし子です!

 

今我が家が建っている土地は元々民家が建っていました。

 

家は新築したのですが、それ以外は前の居住者が使用していたものがそのまま残されていて、「井戸」もその一つ。

 

敷地の入り口にある掘り抜き井戸でコンクリートの蓋を開けてみると、約7m下に水がたまっているのを確認できました。

 

どうやらまだ使えそうです。

 

井戸を改造!手動ポンプとタイルでおしゃれさを追求! 

 

せっかく使えるのに埋め戻すのはもったいないし、残しおけば災害時など非常用の水源として役に立つかもしれません。

 

水質検査はしてませんが前の住人は飲用に使っていたとのことです。

 

↓しかしこのままでは見た目がイマイチなんですよねー。

井戸

せっかくなのでつい水をくみ上げたくなるようなお洒落な見た目に改造することにしました。その方が井戸の神様も喜んでくれそうですし!

 

主な改造点は、

1 井戸枠をタイル貼りにする。
2 手押しポンプ(ガチャポン)を取り付ける
3 溜めますを作る

です。

それではいってみましょう!

 

電動ポンプから手動ポンプに変更!

 

前の居住者は電動ポンプでくみ上げていたようです。電動ポンプはすでに撤去済みです。

 

この地域は水道管が通ってますが、もしかするとメインの水として使ってたのかもしれません。

 

我が家は常時使うわけではないので、手押しポンプ(通称ガチャポン)を取り付けようと思います!

井戸
こんなやつ。そう、となりのトトロにでてくるやつです。

このアナログ感がたまりませんな。

 

手動ポンプは東邦工業T35Dをチョイス 

 

これを選んだ一番の理由は部品がすぐ手に入ること。

 

破損しても大きめのホームセンターに行けば部品ごとに売られてますし、ネットで取り寄せも可能です。

よし子
手動ポンプの中でも幅広いシェアなのが魅力!

32と35があり、35の方が一回り大きいです。

 

当然1回にくみ上げる水の量も多く。ザバーッと水が出たほうが迫力あるので35を選択しました。

 

これに専用の木製台座を取付けて井戸蓋に固定する計画です。

 

ポンプの心臓部友いえるピストンは スタンダードな木玉と劣化の少ないプラ玉をチョイスできます。

木玉は劣化がはやいのでノーメンテでいきたい方はプラ玉を選択しましょう。

 

 

配管はVU管をチョイス

 

水道管は塩ビパイプ製ですが、その中でも2種類あってVPVUがあります。

 

VPは肉厚で、地面に埋めてその上に車が通る場所などに使われ、荷重が加わっても割れないよう頑丈に作られてます。

 

一方VUは肉薄で軽いことから扱いやすく、地上配管などに向いてます。

 

では井戸ポンプに取り付けるのはどっちがいいか?ですが、

 

答えは

 

 

VUです

 

蓋から水面まで一直線で折れる心配もない、落差があるのでVPではけっこうな重量になってしまう、というわけでVUが最適と判断しました。

 

DIYでできる!手押しポンプの取付け

井戸

 

ざっくりな図ですが、要はこれで水があがるわけです。簡単でしょ? 週末DIYで十分できます!

 

ポイントは底にフート弁(逆止弁)を取り付けること。

 

フート弁は吸い上げた水が落ちないようにする弁で、これがついてないと毎回7mの落差からポンプアップしなくてはならないのです。

 

フート弁がついていれば管の中は常に水で満たされているので1回目のピストンから水が出始めます。

 

この時大事なのが管の気密を保つこと。隙間があるとそこから空気が入って落水してしまいせっかくのフート弁が意味を成しません。

 

空気が入りやすいのはパイプのつなぎ目や結合部。

 

塩ビパイプのつなぎ目は塩ビパイプ用のボンドを使いましょう。

ネジ式のつなぎ目は配管シールでしっかり処置!

 

こういったところは入念に施工します。

 

フート弁は泥の吸い上げを防ぐため管が底につかないよう長さ調整します。底から15㎝程度を目安に浮かせればOKですよ。

井戸

ポンプの固定はこんな感じ。コンクリート蓋に穴をあけてボルト止めします。

 

基礎パッキンを入れて木製台座が腐らないよう少し浮かせてます。

ガチャポン

固定完了です!

 

井戸枠にタイルを貼り付ける

 

コンクリート丸出しの井戸枠は味気なさすぎです。ここをアレンジするだけでお洒落度は倍増するはず!

 

ということで井戸枠ぐるりと一周「モザイクタイル」を貼ることにしました!

 

施工は簡単です、

施工の流れ
1井戸枠の汚れをを綺麗に落とす
2カチオンシーラーを塗布
3タイルボンドを塗布
4モザイクタイルを貼りつける
5タイル目地材を施工

ってな流れです。

モザイクタイルはバラを買って1枚1枚貼るより、ある程度の大きさで並べられているシート式の方が簡単ですよ!

 

あ、両面テープで張り付ける「シールタイプ」もありますが、屋外で使うので避けた方がよさそうです。

 

カチオンシーラーは 井戸枠とボンドの密着を良くするもの。

 

ボンドは「タイルエースpro」を使用。 

カラーはグレーホワイトの2色。

 

アタイはグレーをチョイスしたけどこれが大失敗! 

 

目地材が白なので、ボンドの塗りムラがあるところは黒が浮かび上がってしまい見た目が汚くなってしまったのです。 

ボンド
タイルの隙間からグレーのボンドがはみ出してます。この上に目地材を入れてしまいまだら模様になってしまいました。
よし子
「目地が白ならボンドも白」が合言葉!

 

というわけで完成!

タイル

井戸に手動ポンプを設置!見た目と実用性を両立させる! のまとめ

 

アフター
素人なりに頑張りました。

いかがでしたか?いままで野暮ったかった井戸周りが花が咲いたように明るくなったのではないでしょうか?(自己満足)

 

「井戸」としての機能だけを維持するのであれば必要ないことかもしれませんが、特に我が家は庭の入り口にあるだけに常に目に入ります。

 

そんな場所だけにちょっと手を加えるだけでずいぶん雰囲気が変わったように思えます。

よし子
花の水やり、ニワトリの飲み水、ちょっとした手洗いに重宝する!残しておいてよかった!
手動ポンプ
きれいな水が出てきます。 飲めそう!

最後に別角度でもう1枚。

手動ポンプ

 

それではよい里山ライフを!

 

にほんブログ村 ライフスタイルブログ 田舎暮らしへ

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です